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掲載日:日本塗装時報 第2002号
<報告>第25回全国建築塗装技能競技大会
【内容紹介】
 各賞の受賞者は次の通り。(氏名、年齢、支部、所属事業所) 【内閣総理大臣賞】清水義行(45)東京・佐藤興業【国土交通大臣賞】高橋淳一(32)東京・佐藤興業【厚生労働大臣賞】新垣翔太(25)東京・大沢光太郎建築塗装【国土交通省土地・建設産業局長賞】荘司辰弘(30)東京・佐藤興業【厚生労働省人材開発統括官賞】長友悠介(34)宮崎・森塗装【日本塗装工業会会長賞】田中茂徳(36)熊本・村上茂塗装

・写真で見る大会のハイライトを

掲載日:日本塗装時報 第1969号
<講演>建築仕上学会・女性WGが講演会
【内容紹介】
日本建築仕上学会の「女性ネットワークの会WG」(熊野康子主査)は6月18日、東京都美術館講堂(東京都台東区)で、建設現場で働く女性をテーマとした講演会とパネルディスカッションを開催した。現場で働く女性のアンケート調査結果を踏まえたパネルディスカッションでは、さまざまな角度から現状と課題を話し合った。

・自ら新しい環境の創出を
・ITの活用で価値観共有も
・「追い風の利用を」大林組 服部道江氏氏を

掲載日:日本塗装時報 第1965号
<特集>退職自衛官は建設業の即戦力 防衛省就職援護担当者に聞く「任期制退職自衛官の雇用制度」
【内容紹介】
国土交通省と防衛省は昨年7月、建設産業専門団体連合会(建専連)など関係団体に、退職自衛官の雇用促進を要請する通達を出した。建設業界では技能労働者の不足・高齢化が深刻化しており、若年者の入職および育成が喫緊の課題となっている。一方で自衛隊では、自衛官が一般の公務員よりも若年で定年または任期満了で退職するため、国が再就職を支援している。退職自衛官の中には、工事や重機など建設関係の資格・免許を取得している人が多数おり、建設業界の即戦力として活用が期待されている。そこで防衛省陸上幕僚監部人事部の担当者・鈴木伸弥氏に、任期制退職自衛官の雇用制度について話を伺った。(富永みくに)

・20歳代が9割
・採用企業からは好評 施工管理技士資格者も
・建設業界への就職は5%
・全国で合同企業説明会
・求人票の提出先と書き方のポイント
掲載日:日本塗装時報 第1965号
<講演>永井氏の講演 超高層建物の改修は仮設計画がポイント 差別化できる長寿命化技術の開発を
【内容紹介】
・仮設計画で工事効率に大差
・塗料は定義があいまい
・求められる差別化技術とは
・長寿命化を実現する 関係者の共通認識を
<掲載日:日本塗装時報 第1961号
<講演>塗料の認知度向上と内需拡大へ 第23回塗料産業フォーラム開く
【内容紹介】
日本塗料工業会主催、日本塗料商業組合および日本塗装工業会協賛による第23回塗料産業フォーラムは12月5日大阪、12日東京で開催された。今回は安全環境管理や内需拡大、グローバル対応など塗料産業の課題に対する同会の取り組みを紹介したほか、外部講師としてフジタ技術部の熊野康子氏、元土木研究所の守屋進氏が、DIYやインフラ整備の分野での塗料需要の拡大に向けた課題などを説明した。

・塗料産業の課題 奴間伸茂常務理事
・成長を続けるアジアの塗料工業 日野浩国際部部長
・女性が求める塗料の性能 フジタ技術部・熊野康子氏
・鋼道路橋の長寿命化・老朽化対策 元土木研究所・守屋進氏
掲載日:日本塗装時報 第1961号
<講演>MKS公開シンポジウム 住宅リフォーム事業者団体登録制度に期待するもの
【内容紹介】
マンション計画修繕施工協会(略称MKS、坂倉徹会長)は11月10日、東京・大手町 サンケイプラザで「住宅リフォーム事業者団体登録制度に期待するもの」と題して、公開シンポジウムを開催した。パネルディスカッションでは、国土交通省住宅局・林田康孝住宅生産課長、NPO法人全国マンション管理組合連合会・山本育三会長、日本マンション管理士連合会・親泊哲会長、マンションリフォーム技術協会・田邉邦男会長、篠原法律事務所・篠原みち子弁護士、MKS・中野谷昌司常務理事がパネラーとなり、マンション計画修繕工事の問題点と必要性、住宅リフォーム事業団体登録制度への期待について討議した。コーディネーターは小笠原裕子氏。意見交換の概要は次の通り。

・同制度を創設した目的
・マンション計画修繕の問題点
・計画修繕工事の必要性
・MKSに期待するもの
掲載日:日本塗装時報 第1959号
<講演>日塗工 改正安衛法・有機則の説明会を開催 化学物質管理対策が厳格化
【内容紹介】
日本塗料工業会(酒井健二会長)は10月1日東京塗料会館、2日大阪塗料ビルで「労働安全衛生法改正および有機溶剤中毒予防規則改正等の説明会」を開催。2日間で合計305人が参加した。大阪では1日に東京のセミナーをTV中継し、2日間にわたって開催した。
掲載日:日本塗装時報 第1958号
<講演>塗料塗装・最新動向セミナー
【内容紹介】
製販装普及委員会の主催による平成26年度「塗料塗装最新動向セミナー」が8月19日東京(東京塗料会館)、21日名古屋(名古屋国際センター)、22日大阪(エル・おおさか)の3会場で開かれた。今回は橋本光正日本塗料工業会専務理事が「日本と世界の塗料需要動向」、宮原清日本塗料商業組合専務理事が「塗料販売業の現状と今後の市場展開について」、竹内金吾日本塗装工業会専務理事が「建築塗装の現状と塗替え塗装・コンクリート編」について説明した。
掲載日:日本塗装時報 第1956号
<講演>日本建築仕上学会・女性ネットワークの会WG熊野康子主査に聞く
「女性が働きやすい職場」とは?

【内容紹介】
日本建築仕上学会にこのほど「女性ネットワークの会ワーキンググループ」が設立された。人手不足が深刻化している建設業界では、いま官民挙げて女性の活用が模索されているが、建設業で働く女性たちで自主的に結成した同会の活動が注目されている。今回は、代表の熊野康子主査(フジタ建築本部技術部)に設立の経緯と活動内容、当面の課題、さらには建設業で女性をうまく活用するためのポイントなどを聞いた。(富永みくに)

・女性活用の手助けに
・第1回講演会には男性も多数参加
・現場の声を聞くイベントも企画

◆これから女性の雇用を考えている企業へのアドバイス
 ・まずは環境づくりが必要
 ・女性側の意識について
 ・一生面倒みる覚悟を
掲載日:日本塗装時報 第1952号
<講演>東塗協・日塗装東京支部が講演会 危険物・VOCをテーマに
【内容紹介】
東京都塗装工業協同組合(会津健理事長)と日本塗装工業会東京支部(加藤憲利支部長)は3月18日、東京都渋谷区の塗装会館で、平成25年度東京消防庁危険物講習会ならびに経済産業省VOC講習会、社会保険未加入対策DVD上映会を開催した。

・東京消防庁・危険物の適正管理等について
・経済産業省・有機溶剤を適正に管理していますか
<掲載日:日本塗装時報 第1952号
<特集>日塗商 南関東ブロックで研修会「東横インの経営戦略」をテーマに
【内容紹介】
日本塗料商業組合(礒部進理事長)は3月1日の北信越ブロックを皮切りに、全国でブロック研修会を開催した。南関東ブロック(海老名孝ブロック長)では3月11日、ホテル横浜ガーデン(神奈川県横浜市)で研修会を開いた。

・東横インの企業理念「わが家の感覚で」
・今後の目標「グローバル企業に」
掲載日:日本塗装時報 第1952号
<特集>大塗装が講習会開く「労災判例から見る企業防衛策について」
【内容紹介】
近畿塗装協同組合連絡協議会に先立ち、大阪府塗装工業協同組合は3月27日午後2時から大阪新阪急ホテルで、「近時の労災判例から見る企業防衛策」をテーマに、講習会を開いた。
掲載日:日本塗装時報 第1951号
<特集>集改センター・松山代表理事に聞く
【内容紹介】
NPO法人集合住宅改善センター(松山功代表理事)では、来年度から業界初の試みとして、マンション大規模修繕工事の現場で働く技術者などを対象にした「集改塾」を開講する。「若い技術者に改修工事の『基本』を知ってもらうことが第一の目的」という松山代表理事に、現在の改修工事の課題と、今回の塾開講の趣旨などを聞いた。

・マンション改修工事のレベルアップを
・進歩が見られない改修工事
・工期短縮への工夫を
・人材育成が大切
・4月から「集改塾」を開講 賛助会員の従業員ら対象に

掲載日:日本塗装時報 第1945号
<特集>第23回全国建築塗装技能競技大会
【内容紹介】
第23回全国建築塗装技能競技大会のフィナーレを飾る表彰式は10月4日、午後3時から開かれた。

各賞の受賞者(氏名、年齢、所属事業所、支部)
【内閣総理大臣賞・国土交通大臣賞・厚生労働大臣賞】沼田亮(27)ヌマタ・神奈川県
【国土交通省土地・建設産業局長賞・厚生労働省職業能力開発局長賞】池田佳広(35)巧彩・京都府
【愛媛県知事賞】青木準(35)加賀美塗装店・山梨県
【愛媛県議会議長賞】銀岡勉(26)銀岡塗装店・愛媛県
【松山市長賞】海老名真琴(41)佐藤興業・東京都
【中央職業能力開発協会会長賞】中島幸司(37)後藤塗装・北海道
【日本塗料工業会会長賞】金井正義(32)平林塗装・新潟県
【日本塗料商業組合理事長賞】山岡一裕(26)光塗装店・熊本県
【日本建築仕上材工業会長会長賞】中村奈夫(34)影浦塗装工業・愛媛県
【日本塗装工業会会長賞】阿川祐樹(32)阿川塗装店・東京都

掲載日:日本塗装時報 第1938号
<特集>省エネ対策商品の切り札 高日射反射率(遮熱)塗料
【内容紹介】
高日射反射率(遮熱)塗料は「グリーン購入法特定調達品目」にもなり、夏の省エネ対策商品としてますます注目されている。これから本格的な需要期を迎え、日本塗料工業会では4月22日まで、大阪塗料ビル1階ショールームで、高日射反射率塗料の展示会を開催。各社の製品を一堂に集め、効果が体感できるコーナーなども設けている。その中から主な製品を紹介する。

≪主な内容≫
・イサム塗料「アースクールF」
・エスケー化研「クールタイト」
・関西ペイント「アレスクール」
・日本ペイント「サーモアイ」
・トウペ「スカイコートシャネツ」
・ロックペイント「シャネツロック弱溶剤型NEW」 ・大日本塗料「断熱テクト」
・大同塗料「屋根クールネオ」など

掲載日:日本塗装時報 第1937号
<講演>「経営に役立つ品質管理」佐藤吉平氏の講演要旨
【内容紹介】
昭和会総会の終了後、同会OBの佐藤吉平佐藤興業相談役が講師となり、「経営に役立つ品質管理」のテーマで講演した。

≪主な内容≫
・昭和会でのTQC研究
・低単価はなくなるか
・「労務歩掛り」の把握を

掲載日:日本塗装時報 第1936号
<特集>マンション大規模修繕を取り巻く コンプライアンス・職業倫理の問題(上)(下)
【内容紹介】
マンションの大規模修繕工事では、施主の管理組合に十分な知識がないため、管理会社やコンサルタント、施工業者などの専門家に全てを委ねてしまうケースが多い。このため工事関係者は特にコンプライアンス(法令順守)や職業倫理の面に配慮する必要がある。近年の大規模修繕工事を取り巻く環境にどのような問題点があるのか、(一社)日本リノベーション・マネジメント協会(岡廣樹会長)が進めているオープンブック(価格開示)方式は、この問題を解決できるのか。同協会監事の釜田佳孝弁護士に、岡会長、草刈保廣関西分譲住宅仕上業協同組合理事長が聞いた。

≪主な内容≫
・コンプライアンスとは何か
・建設業界における違反例
・民事に加え刑事責任も
・業界の商習慣は合法か

・RM方式は施工者にもメリット
・CMのルールに無知なコンサル
・不正ができない仕組みを構築
・オープンブックで業界の発展を

掲載日:日本塗装時報 第1932号
建専連10周年全国大会開く
【内容紹介】
建設産業専門団体連合会(建専連、才賀清二郎会長)の平成24年度全国大会が11月1日、東京・文京シビックホール大ホールで開かれた。創立10周年を迎えた今回は「地域社会を支える建設産業・専門工事業の発展に向けて」をテーマに基調講演、パネルディスカッションを開催。基調講演では、ジャーナリストの櫻井よしこ氏が「この国のかたちを考える」と題した講演を行った。また、パネルディスカッションでは「建設産業の人材確保・育成・技能継承に向けて」をテーマに公開討論を行った。

≪主な内容≫
◆基調講演◆ 「この国のかたちを考える」櫻井よしこ氏

◆パネルディスカッション◆ 「建設産業の人材確保・育成・技能継承に向けて」
第3部のパネルディスカッションでは、芝浦工業大学工学部教授・蟹澤宏剛氏がコーディネーターになり、パネリストに日本建設業連合会労働委員会人材確保育成部会部会長・山下雅己氏、全国建設業協会副会長・伊藤孝氏、千葉県立東総工業高校教諭・小島聡氏、全国建設産業教育訓練協会専務理事・菅井文明氏、広島建設アカデミー理事長・福井正人氏が参加。それぞれの立場から、人材の確保育成、技能継承に向けたさまざまな課題について議論を交わした。
掲載日:日本塗装時報 第1930号
製販装普及委 塗料・塗装需要実績講習会
【内容紹介】
製販装普及委員会の主催による「塗料・塗装需要実績講習会」が8月21日東京(東京塗料会館)、22日名古屋(名古屋国際会議場)、23日大阪(エル・おおさか)の3会場で開かれた。橋本光正日本塗料工業会専務理事が「日本と世界の塗料需要動向と将来予測」、宮原清日本塗料商業組合専務理事が「塗料販売業の現状と課題」、竹内金吾日本塗装工業会常務理事が「建築塗装の現状と課題」について講演。塗料・塗装業界をめぐる最近の話題や動向について説明した。

≪主な内容≫
「日本と世界の塗料需要動向と将来予測」日本塗料工業会専務理事・橋本光正
「塗料販売業の現状と課題」日本塗料商業組合専務理事・宮原清
「建築塗装の現状と課題」日本塗装工業会常務理事・竹内金吾
掲載日:日本塗装時報 第1926号
橋塗協が技術発表会「高塗着スプレー工法」など報告
【内容紹介】
橋梁・鋼構造物塗装技術協会(鈴木精一会長)は5月17日、アルカディア市ヶ谷で、第15回技術発表大会を開催した。

≪主な内容≫
・【特別講演・東京ゲートブリッジの概要】(港湾空港建設技術サービスセンター・保坂鐡矢氏)
・【技術報告・箱桁内面の塗替塗装】(山梨県県土整備部中北建設事務所・羽田豊氏ほか)
・【工事報告・高塗着スプレーによる久慈大橋の塗替塗装工事】(鈴木塗装工務店本店工事部・田部進氏ほか)
・【新技術紹介・厚膜形ふっ素樹脂塗料の開発】(関西ペイント販売製品 技術部・小金井勇氏ほか)
掲載日:日本塗装時報 第1926号
社会保険の加入に関する下請指導ガイドライン案
【第1趣旨】
【第2元請企業の役割と責任】
(1)総論
(2)協力会社組織を通じた指導等
(3)下請企業選定時の確認・指導等
(4)再下請負通知書を活用した確認・指導等
(5)作業員名簿を活用した確認・指導等
(6)施工体制台帳の作成を要しない工事における取扱い
(7)建設工事の施工現場等における周知啓発
【第3下請企業の役割と責任】
【第4施行期日等】

掲載日:日本塗装時報 第1923号
<特集>特集「震災からの復興」
    復興に一番必要なのは「人」 堀越良雄氏に聞く被災地の現状

【内容紹介】
 堀越良雄氏(仙台市・竃x越社長、日本塗装工業会東北ブロック理事)は、3月11日の震災当日、会社事務所で津波を体験した。被災後1年が経って、現地の復興の足どりや建設業・塗装業の現況を聞いた。

≪主な内容≫
・人手不足が深刻に
・戻らない離職者
・手間賃が高騰
・復興には人の育成を

掲載日:日本塗装時報 第1923号
<特集>特集「除染」で地域に安心を提供 志賀塗装・志賀晶文社長
【内容紹介】
 福島では、原発事故による放射能汚染の除染技術の確立が喫緊の課題になっている。日本原子力研究開発機構(JAEA)は内閣府からの委託を受けて実証実験を公募した結果25件を採択、地元の塗装会社からは志賀塗装(福島県いわき市、志賀昌文社長)が唯一選ばれた。吸塵式サンダーにより素地の表面を除去して吸塵バックに吸い取り、あとに親水性の塗料を塗ることで放射性物質が再び付着するのを防ぐもの。志賀社長に開発の背景と思いを聞いた。

≪主な内容≫
・アスベスト対策で元請け志向に転換
・戸建中心のリフォームへ
・震災で失ったものと得たもの
・お客様に安心を
・高圧洗浄に代わる素地調整に着目
・予算・処理場で難題も
・まずは正しい知識を

掲載日:日本塗装時報 第1919号
<講演>建専連全国大会「建設産業の再生」
【内容紹介】
 建設産業専門団体連合会(建専連、才賀清二郎会長)の平成23年度全国大会が11月15日、東京・日本消防会館で開かれた。6月に国交省がまとめた『建設産業の再生と発展のための方策2011』を踏まえ、今回は「建設産業の再生〜若者が希望を持って入職できる環境づくり〜」をテーマに設定。大森雅夫国交省政策統括官が基調講演の中で、同方策の策定の経緯や今後の見通しなどを説明した。また、特別講演では、徳山日出男東北地方整備局長が東日本大震災後の復旧・復興に向けた活動を報告した。

≪各講演の内容≫
・「5年後目途に保険加入率を向上」  国土交通省政策統括官・大森雅夫氏
・「復旧に地元建設会社が活躍」 国土交通省東北地方整備局長・徳山日出男氏

掲載日:日本塗装時報 第1919号
<講演>大阪府建団連『方策2011』講習会
【内容紹介】
 大阪府建団連(北浦年一会長)は12月7日、エルおおさかで『方策2011』に関する講習会を開いた。講習会では、古阪秀三京都大学准教授、武藤豊近畿地方整備局建設産業調整官が講師となり、『方策2011』の課題や最近の動向について説明した。

≪講演の内容≫
「専門工事業が今後直面する課題は何か」阪秀三京都大学准教授(建専連理事、大阪府建団連理事)
 ・重層構造の簡素化を
 ・あいまいな言葉が法令遵守の障害に
 ・日本だけが特殊
 ・「方策2011」の狙い
 ・保険未加入企業の排除は発注者の理解が必要
 ・業界からの提案を
掲載日:日本塗装時報 第1917号
<特集>
「平戸オランダ商館」が完成 372年前の洋風建築を復元
【内容紹介】
 長崎・平戸市に「平戸オランダ商館1639年築造倉庫」が復元され、9月20日から一般公開された。同商館はオランダ東インド会社が日本最初の洋館として建築したが、幕府の命令により取り壊された。復元に当たっては、多くの専門家が史料を考証した結果、窓などに塗装が施された。

<掲載写真>
・復元された出島・カピタン部屋
・緑青色に塗られた物見台
・平戸湾の入り口に復元されたオランダ商館
・破風には東インド会社のロゴマークと年号を合わせた当時のプレートも

掲載日:日本塗装時報 第1917号
<特集>
大日塗 塗料と環境セミナーが終了 色彩と機能の可能性をアピール
【内容紹介】
 大日本塗料の主催による「塗料と環境についてのセミナー2011」(建築士会CPD認定プログラム)は、2月の札幌を皮切りに全国9都市で開かれ、好評のうちに終了した。9月6日、大阪・此花会館で開かれた最終のセミナーでは、「色彩調和・環境機能性塗料―可能性を広げる彩りとペイントテクノロジー」をテーマに、近藤照夫ものつくり大学教授が「建築塗装分野の動向―環境保全とJIS改正による仕様書の改定」、秋山千恵美カラープレビュー社長が「進化し続けるカラーとペイントの可能性」のテーマでそれぞれ基調講演を行った。これを受け、松野英則建築塗料事業部テクニカルサポートグループ長が「建築塗料で提案する効果的な色彩設計―高日射反射塗料の最新動向」、桑原幹雄構造物塗料事業部テクニカルサポートグループ主任技術員が「人と地球に優しく鋼構造物を守る防食技術―耐火塗装システムとVOC削減仕様」について講演。色彩設計と環境保全に役立つ各製品を紹介した。

<講演要旨>
・近藤照夫教授―原発事故で環境政策の見直しも
・秋山千恵美氏―色はコミュニケーションに最適なツール
掲載日:日本塗装時報 第1914号
<インタビュー>
特集 マンション改修ビジネスで成功するための条件は何か
【内容紹介】
 マンション改修市場の規模は年々拡大している。しかし、塗装が中心の大規模修繕工事に、塗装会社が応募しても、敷居が高くてなかなか受注できないのが現状だ。また継続して取り組む場合でも、営業面やクレーム処理などで様々な問題に直面することになる。では、塗装専業からこの市場に参入して成功するためには何が必要か。長年、マンション改修ビジネスにかかわり、この分野のエキスパートである影山武男氏にそのポイントを聞いた。

影山武男氏  昭和14 年生まれ。経営コンサルタント会社、四国化研工業(現エスケー化研)を経て、外壁仕上工事業界に入り、昭和53 年頃からマンションの改修事業に取り組み、約500管理組合の工事を手がけた。元小野工建副社長、元ビケンテック副社長、元建装工業顧問。業界団体関係では、近畿外壁仕上業協同組合副理事長、日本外壁仕上業協同組合連合会理事、京滋マンション対策協議会パートナー企業世話人代表、関西リニューアル協議会専務理事などを歴任。平成14 年からNPO法人集合住宅改善センター専務理事、現在は常務執行役員。

<講演内容>
ポイント1 会社組織を根本から見直す
ポイント2 ゼネコン並みの管理能力を
ポイント3 書類選考に残る工夫をする
ポイント4 トップが覚悟を決め じっくり取り組む
ポイント5 市場ニーズを研究する

掲載日:日本塗装時報 第1909号
<講演>
塗料・塗装需要実績講習会
【内容紹介】
 「住宅の長寿命化に向けて」をテーマに、NPO法人湿式仕上技術センター(小俣一夫理事長)と日本建築仕上材工業会(岩崎大二郎会長)の共催による講演会が2月23日東京、25日大阪、3月3日名古屋でそれぞれ開催された。今回は集合住宅と戸建住宅に分け、それぞれの長寿命化対策、最新技術の現状と課題などを説明した。

<講演内容>
・「集合住宅ではコストが課題」  長谷工コーポレーション技術研究所第2研究開発室長・大倉 真人氏
・「住宅長寿命化でストック市場が拡大」建築研究開発コンソーシアム事務局部長・壁谷 英雄氏

掲載日:日本塗装時報 第1902号
<講演>
塗料・塗装需要実績講習会
【内容紹介】
製販装・普及委員会の主催による塗料・塗装需要実績講習会が8月24日東京、25日名古屋、26日大 阪で開かれた。今回は日本塗料工業会の久米政文専務理事が「日本と世界の塗料の需要動向と将来」、日本塗料商業組合の宮原清専務理事が「塗料販売業の現状と課題」、日本塗装工業会の川島敏雄常務理事が「建築塗装の現状と将来」のテーマで講演、製販装各業界が今直面している問題を指摘するとともに、将来展望を説明した。3会場合わせて3百人以上の業界関係者が受講し、講演の終了後は活発な質疑応答を行った。

<講演内容>
・「中国・インドの伸びがけん引 国内は高日射反射率塗料が堅調」日本塗料工業会の・米政文専務理事
・「機能性塗料に活路 地域密着の専門店化も」日本塗料商業組合・宮原清専務理事
・「耐火塗装技術協が発足 基幹技能者講習など推進」日本塗装工業会・川島敏雄常務理事

掲載日:日本塗装時報 第1899号
<研究発表会>
昭和会 分科会発表会
【内容紹介】
 昭和会(東京・公木崇会長)は6月12日、熱海後楽園ホテルで、分科会発表会を開催した。経営分科会は「適正な給与」、建設労務法規研究分科会は「請負のカタチと関連法規」をテーマに、1年間の研究成果を発表した。これら人事・労務に関する問題は、専門工事業の最重要課題でもあるが、半面、組織立った調査がしにくいのが実情。今回、経営分科会では会員の協力の下にアンケート調査を実施し、給与と従業員の満足度の関連など興味深い結果が報告された。また、法規研究分科会の発表では、請負違反の事例や偽装請負を回避するためのポイントなどが示された。

<発表内容>
・経営分科会「適正な収入について考える」発表者:山島克友委員長(山和塗装工業)
・建設労務法規研究分科会「請負のカタチと関連法規」発表者:久保田陽委員長(東京三木塗装店)

掲載日:日本塗装時報 第1899号
<講演>
「住宅関連新法の概要と対策」
NPO湿式仕上技術センター 小俣 一夫氏
【内容紹介】
 小俣一夫NPO湿式仕上技術センター理事長は、日本建築仕上材工業会大阪支部の総会の後、「住宅関連新法の概要と対策」をテーマに記念講演を行った。

<講演の内容>
 ・「工務店サポーター」について
 ・長期優良住宅のポイント
 ・「住宅版エコポイント」について
掲載日:日本塗装時報 第1898号
<研究発表会>
日本橋梁・鋼構造物塗装技術協会 技術発表会
【内容紹介】
 日本橋梁・鋼構造物塗装技術協会(鈴木精一会長)は5月27日、東京・自動車会館で第13回技術発表会を開催した。

<発表内容および発表者>
「特別講演・高速道路における鋼橋の塗替え塗装と塗膜除去工法に関する取組み」
中日本高速道路名古屋支社・酒井修平氏
「特別講演・長期防錆型(重防食)塗装の歴史と現状」
鉄道総合技術研究所元職員・田中誠氏
「新技術紹介 ブリストルブラスターによる素地調整」
ゴトー電機・辻良尚氏

掲載日:日本塗装時報 第1895号
<研究発表会>
日塗装 塗装技術研究発表会
【内容紹介】
 日本塗装工業会(白川隆幸会長)の技術委員会は2月18日、東京・港区の建築会館ホールで、「第10回塗装技術研究発表会」を開催した。発表会ではヒートアイランド対策に有効とされる屋根・道路用遮熱塗料の日内温度変化を実際に計測し、その結果をまとめたほか、石綿(アスベスト)を飛散させることなく作業を行うための処理工法を検証した。特別講演では、芝浦工業大学工学部建築工学科・本橋健司教授が「建築物の長寿命化に対応した建築塗装のあり方」、ものつくり大学技能工芸学部建設技能工芸学科・近藤照夫教授が「塗装仕上げにおける環境配慮技術」のテーマで講演。環境配慮に関する世界的な動向などについて説明した。

1.遮熱塗料の調査研究@ 屋根用遮熱塗料の調査研究(市坪孝志副委員長)
2.遮熱塗料の調査研究A 路面用遮熱塗料の調査研究(宮木章吉副委員長)
3.石綿含有成形板の石綿飛散防止処理工法の調査研究(山ア久康副委員長)
4.建築物の長寿命化に対応した建築塗装のあり方(本橋健司教授)
5.塗装仕上げにおける環境配慮技術(近藤照夫教授)
掲載日:日本塗装時報 第1894号
<インタビュー>
「漆喰塗料の普及は社会的使命」
中村産業・中村勝社長
【内容紹介】
 漆喰塗料は、新型インフルエンザウィルスを殺菌する効果が実証されているほか、消臭や調湿の効果に優れ、施工も容易なことから、ビニールクロスに代わる内装材として注目されている。シックハウス対策にもなり、安全・安心・健康という時代ニーズにも合致した漆喰塗料を、内装市場にどう普及させていくべきか。早くから漆喰塗料に着目し、塗装業者とともに各方面でPRを続けている塗料販売店・中村産業(大阪市摂津市)の中村勝社長に、漆喰塗料との出合いから、商品に託した思いを聞いた
掲載日:日本塗装時報 第1891号
<講演>
日本塗料工業会「塗料産業フォーラム」
大阪塗料会館・東京ビッグサイト会議室
【内容紹介】
 日本塗料工業会(酒井健二会長)の第18回塗料産業フォーラムは、12月4日大阪塗料会館、11日東京ビッグサイト会議室で開かれた。今回は業界が直面する環境・安全問題やアジア各国の最新状況などを報告。また、産学が連携して先駆的な取り組みを進めているカラーユニバーサルデザイン(CUD)について、東京大学分子細胞生物学研究所の伊藤啓准教授が最新の研究成果を説明した。

≪各講演の内容≫
・「塗料産業の安全環境管理」(社)日本塗料工業会 常務理事 曽我元昭
・「塗料に関する化学物質管理」(社)日本塗料工業会 製品安全部長 和田英男
・「塗料産業のVOC排出抑制対応」(社)日本塗料工業会 技術部長 堀部恭一
・「アジア塗料工業会各国の最新状況」(社)日本塗料工業会  国際部 課長 法月佳子
 中国塗料工業協会▽タイ塗料工業会▽オーストラリア塗料工業会▽バングラデシュ塗料工業会▽韓国塗料印刷インキ工業協同組合▽マレーシア塗料工業会▽シンガポール塗料工業会▽台湾塗料工業会▽ベトナム塗料印刷インキ工業会▽フィリピン塗料工業会
・「塗料標準色におけるカラーユニバーサルデザイン」東京大学分子細胞生物学研究所 准教授 伊藤啓
掲載日:日本塗装時報 第1888号
<講演>
塗料・塗装需要実績講習会
【内容紹介】
 日本塗料工業会、日本塗料商業組合、日本塗装工業会の製販装3団体共催による「塗料・塗装需要実績講習会」が8月25日東京、26日名古屋、27日大阪で開かれ、3会場合わせて約350人が参加した。激変する経済状況の中で、塗料・塗装業界の現状と課題、将来見通しについて各団体の最新の情報を説明。現状の打開には、遮熱塗料など時代に即応した機能性材料を活用し、製販装の連携による新しい需要の掘り起こしを推進していくことが強調された。

≪講習内容≫
・「日本と世界の需要動向と将来」日塗工・久米政文専務理事
・「建築塗装の現状と将来」日塗装・川島敏雄常務理事
・「塗料販売業の現状と課題」日塗商・宮原清専務理事
掲載日:日本塗装時報 第1887号
<講演>
「目を覚ませ建設業界」
建築家・東京大学特別栄誉教授 安藤忠雄氏
【内容紹介】
 建築家の安藤忠雄氏は、大阪府建団連が主催した「建設業の窮状及び職人のおかれている現状を訴える集会」で、「目を覚ませ建設業界」と題して講演した。いま職人が誇りを持って仕事に取り組める環境をつくらないと、日本の優秀な建設技術は後世に継承されるのも難しい―そのために業界は何をするべきか。安藤氏は強い危機感をもって、すべての建設業関係者の意識の変革と自助努力を求めた。
掲載日:日本塗装時報 第1886号
<インタビュー>
「心の付加価値を与える塗装を」
建築塗装職人の会・青木忠史事務局長(アサヒリフォーム社長)
【内容紹介】
 住宅塗装は本来、町場の塗装店の専門領域であった。近年、それが訪販などの異業種やリフォーム業者の参入により、「玉石混交」の状態となり、建築・リフォーム業界全体が消費者の信頼を失ってしまった。そのような現状を打破しようと、受注力・施工力の向上と地域社会への貢献を掲げて、3年前「日本建築塗装職人の会」が発足した。同会を率いるのは、元警察官という異色の経歴を持つ青木忠史代表事務局長(アサヒリフォーム社長)。発足以来、強力なマーケティング活動の展開と、確かな工事の提供で、同会は順調に組織と事業を拡大している。消費が低迷する中、住宅リフォームの潜在需要をいかに開拓していくべきか、青木氏に聞いた。
掲載日:日本塗装時報 第1881号
<講演>
「ビジネスとギャンブル」
昭和会OB・多賀谷嘉昭氏(葛v保田商店取締役会長)
【内容紹介】
 正しいギャンブルはビジネスにも通じる!
 業界で「ギャンブルの多賀谷」「ビンゴの多賀谷」との異名も持つ同氏が、良きギャンブラーの在り方を解説。若き昭和会の後輩たちに、ギャンブラーの精神を応用した経営法を伝授する。
 テーマは、「ギャンブルの定義」「正しいギャンブルとは」「ビジネスとギャンブルの相違点」「自己責任を考える」「ギャンブラーのタイプ」「人生への応用」。
掲載日:日本塗装時報 第1880号
<インタビュー>
「不況に負けない元気な会社」
轄。井美装店 今井 宗一社長
【内容紹介】
 建設業界全体で価格競争が激化している中、独自の技術により、付加価値の高い仕事をしている元気な企業もある。今井美装店は、塗装の前工程である洗浄・剥離の分野で、特許IMI工法を開発し、オンリーワンの地位を確立して、全国に施工グループのネットワークを広げている。ピンチをチャンスととらえて健闘している今井宗一社長に、同社の強みと、不況に負けない秘訣を聞いた。
掲載日:日本塗装時報 第1880号
<講演>
急拡大する環境ビジネス「カーボンフットプリントとカーボンオフセット」
NPO湿式仕上技術センター理事長 小俣 一夫氏
【内容紹介】
 欧米ではCO2排出を削減活動と相殺するカーボンオフセット事業が盛んになっており、日本でも今後急拡大することが予想されている。小俣氏は環境ビジネスの最前線で始まった排出量取引に注目し、世界と日本の現状から、業界への影響までを分かりやすく解説した。
掲載日:日本塗装時報 第1880号
<講演>
「利益と理念を両立させる経営方法」
エン・ジャパン梶@代表取締役会長・越智 通勝氏
【内容紹介】
 日本建築塗装職人の会「パワーサミット2009」での講演。
 お笑いタレント爆笑問題を起用したコマーシャル「転職は慎重に」で、一気に知名度を上げ、ネット求人広告専業トップの座についたエン・ジャパン梶B「転職は慎重に」という言葉に隠された会長の熱き思いとは?!後悔させない求人情報を徹底追求した同氏が、企業が果たすべき社会的責任とは何かに迫る。
掲載日:日本塗装時報 第1873〜1874号
<インタビュー>
「マンション大規模改修工事 下請から元請に脱皮するポイントは何か」
NPO法人集合住宅改善センター専務理事 松山 功氏
【内容紹介】
 マンションの大規模改修工事に参入するのはハードルが高い―塗装業者からよくそのような声を聞く。しかし、下請でなら外壁塗装工事をした経験のある業者は少なくない。では下請から元請になるためには何が求められるのか、コンサルタントは業者選定に当たりどのような点を重視するのか…マンション大規模改修工事のコンサルタントとして長年の経験を持つ松山功氏にそのポイントをうかがった。
【筆者プロフィール】
 松山設計一級建築士事務所代表、NPO法人集合住宅改善センター専務理事。建築設計事務所勤務を経て昭和57年からフリーの建築士として各種建築設計プロジェクトに参加。昭和63年に現事務所を開設。マンション改修・改善コンサルタント、および監理業務の専門家として、30棟以上の大規模改修工事を手がけている。

掲載日:日本塗装時報 1874号
<講演>
大規模改修工事「工事業者選定の実態」
NPO集合住宅改善センター・田村 哲夫代表理事
【内容紹介】
 設計コンサルタントの立場から、公募、見積段階で重視する点や、ヒアリングの実態などについて具体例を挙げて説明
掲載日:日本塗装時報 1871号〜1872号
<対談>
「戸建て改修市場の現状と課題 〜町場塗装のチャンスはどこに〜」
原島塗装店 原島 信一氏&アルカス椛纒\取締役 真仲 一成氏
【内容紹介】
 改正建築基準法の影響などにより新築分野が低迷する中、戸建て住宅の塗り替え市場はますます需要度を増している。町場の塗装店が元請として自立した仕事ができる分野である半面、営業方法やクレームへの対応など難題も多い。今回は、この分野のビジネス最前線で精力的な活動を展開している気鋭のお二人に、その現実と課題についてうかがった。

【参加者プロフィール】
原島 信一氏
原島塗装店(さいたま市)営業担当。ネット上で全国の塗装業者が交流するペイントファン倶楽部(日本塗装交流会)を平成12年に設立し、以後代表を務める。

真仲 一成氏
塗装店を経営するかたわら塗装工事専門のコンサルタント会社・アルカス(佐倉市)を設立。平成15年NPO法人塗装工事研究会を設立し、地域のボランティア活動にも取り組んでいる。
掲載日:日本塗装時報 第1868号
<特集>
大連訓練校「塗装技能伝承の一助に」
【内容紹介】
 若手技能者の確保・育成が業界全体の大きな課題になっている中、長崎塗装店は中国・大連に塗装教育訓練校を設立し、日本人教官によって技能と日本語を指導するという画期的な試みを始めた。現地法人の総経理として、実務面を指揮する長崎邦彦専務に、今回の事業の趣旨と、プロジェクトに託した思いを聞いた。
 内容は、「現地教育のメリット」「日本と同様の作業環境を実現」「業界の将来に向けたシステムの確立を」。
掲載日:日本塗装時報 第1867号
<寄稿>
「新・温故知新」
桧取 唯行
【内容紹介】
 温故知新(オンコチシン)前に習ったことや昔の事をよく復習・研究して、新しい道理、知識を得ること。(大修館書店『新漢和辞典』)
 「あの戦争」以来六十余年。今、日本人が目指すべきものとはいったい何なのか。作家・小林秀雄の語った“必然というものに対する人間のはかない復讐”と“歴史の必然”のキーワードを基に、新しい「温故知新」について考える。
掲載日:日本塗装時報 第1866号
<講演>
「昭和会時代に知っておきたい知識」
昭和会OB 佐藤 吉平氏
【内容紹介】
 昭和会OB佐藤吉平氏が語る若き経営者たちに伝えたいこと。受賞経験もあるTQCの研究内容や、世界的視野から考える日本の塗装技術についてなど、世界を渡り歩いた佐藤氏ならではの興味深い体験を紹介。
掲載日:日本塗装時報 第1864〜1870号
<寄稿>
「あなたの塗装店の業績を確実にアップさせるポイント」
アルカス椛纒\取締役 真仲 一成氏
【内容紹介】
 心理学をベースにしたコンサルティングを得意とする筆者が、業績アップの秘訣を紹介。
 今回取り上げられるテーマは、「お客様の声を聞く」「日報・工事台帳の活用法」「ライバル会社について」「塗装職人の人工(にんく)」「塗装職人の仕事時間」「塗料販売店との関係」。
【筆者プロフィール】
 1971年生まれ。国立木更津高専卒。住宅リフォームの訪問販売のアルバイトを経験後、塗装店を創業し、数年で年商3億円まで業績を拡大する。塗装業界に新しい風を送り込むため、平成15年NPO法人塗装工事研究会を設立。現在、3つの会社を経営し、自ら実践して結果を出したことだけを伝える、現場経験に裏打ちされたコンサルタント活動に取り組んでいる。

掲載日:日本塗装時報 第1858〜1860号
<寄稿>
「『先見的研究』に思う」
中村工業渇長  中村 和幸氏
【内容紹介】
 今から四十年前、(社)日本塗装工業会と全国マスチック事業協同組合連合会の両会長を務めた副島啓治氏が「ローラーブラシの取り扱いと塗料法」(塗料出版社)を出版した。旧住宅公団、共通仕様書の吹付工事が独立して、R―I(プラスタ―)R12(プラスターと防水リシン)R13(防水リシン下吹・上吹)となっていた当時で、PCМF両工法の吹付対策R4―(防水リシンに樹脂を混入したもの)が試行されていた頃のことである。
掲載日:日本塗装時報 第11854号〜1861号
<寄稿>
「安心・安全な塗装業を目指して」
プロのペンキ屋さん・オブジャパン 代表取締役 草刈 保廣氏
【内容紹介】
 “本当に悪いのは、ペンキ屋さんでしょうか”
 少年たちを非行へと走らせるシンナー。その悪の根源は塗装業界なのか?シンナー乱用の根絶を目指し、大阪の塗装業者が立ち上がる!
掲載日:日本塗装時報 第1864〜1870号
<講演>
「プロジェクトX―成功するリーダーの条件」
NHK「プロジェクトX」エグゼクティブプロデューサー 今井 彰氏
【内容紹介】
 戦後のさまざまな開発プロジェクトに焦点を当て、ドラマ仕立てに制作されたNHKのドキュメント番組「プロジェクトX」。そのエグゼクティブプロデューサー今井彰氏が語る制作秘話の数々。そして、番組を制作する中で知った「成功するリーダーの条件」を紹介する。「中島みゆきはなぜ黒部で歌ったのか」「NHK最大のタブー 企業名を出す」など、興味惹かれる話題も。