◆ 日本塗装時報 2000年10月18日発行 1762号掲載記事◆

■建設省 住宅性能評価で64機関を初指定

 建設省は3日、4月に施行された住宅品質確保促進法(品確法)に基づき、新築住宅の性能評価を行う第三者機関を初めて指定した。指定されたのは全国で計64の財団法人など。

■建設省 住宅の10年間保証で 瑕疵担保条項改正へ  

 建設省は、今年4月に施行された「住宅品質確保促進法」(品確法)で、新築住宅を対象とした10年間の瑕疵(かし)保証制度がスタートしたことを受け、公共工事標準請負契約約款の瑕疵担保に関する条項を改正する。

■関リ協 NPO法人に認証  

 関西リニューアル協議会(中川九彦会長)は、9月29日、NPO法人の認 証を受けた。 産業関連としては関西初の「特定非営利活動法人・関西リニューアル協議会(略称:NPO関リ協)」となった。

■BCS 集合住宅の特約保証期間設定  

 建築業協会(BCS、平島治会長)は、集合住宅新築工事請負契約の保証期間について、アフターサービス基準改定の趣旨や技術水準を踏まえた期間を設定とするよう、不動産協会と日本高層住宅協会に要望した。

■鋼橋専門会 鋼構造物塗装工事管理技士認定者を発表

 日本鋼橋塗装専門会は、平成12年度の鋼構造物塗装工事管理技士(旧・鋼構造物塗装技士)講習会および試験を実施し、10月1日、その合格者を発表した。合格者名は、10月18日号に掲載。
 また、当専門会のホームページも10月6日開設されている。 http://www.jasp.or.jp

■大阪府技能競技大会 アンティーク仕上げを披露  

 同大会は、技能士の技能向上と、技能の重要性を府民にアピールするため毎年行われているもので、建築塗装のほか、タイル、板金、和裁、広告美術など様々な分野で競技が行われた。

■建設省 総合評価の指針作成  

 建設省は9月22日、価格以外の要素も含めて落札者を決める「総合評価方式」の標準ガイドラインを作成し、各地方建設局に通知したと発表した。直轄工事で総合評価方式を実施する場合の手続き上の留意点を示したもので、今後このガイドラインに沿って総合評価方式の入札・契約手続きが進められる。