◆ 日本塗装時報 2000年11月18日発行 1763号掲載記事◆

■<建設省>電子入札、来秋導入

 建設省はこのほど、2001年度から直轄工事の一部で電子入札や成果品の電子納品などを実施すると発表した。これらは、建設CALS/EC推進本部が10月20日に開いた初会合で正式に決定したもの。電子入札は来年10月から開始する。発注関係の情報がインターネットを通じて閲覧できる「クリアリングハウス」も4月から運用を始める。

■秋の叙勲・褒章  

 政府は11月3日、平成12年度秋の叙勲受章者を発表した。塗装業界関係からは「勲五等瑞宝章」に吉田茂雄氏(群馬)、切島義弘氏(京都)、「勲六等瑞宝章」に長田實氏(大阪)、「勲七等瑞宝章」に小林文英氏が晴れの受章者に選ばれた。国家褒章受章には「黄綬褒章」に三木一良氏(大阪)、本郷保氏(北海道)が選ばれた。
 塗料メーカー関係では藤井浩氏が「藍綬褒章」を受章。塗料販売店関係では、日下久寿夫氏が「勲五等瑞宝章」を受章した。

■全国マスチック事業協同組合連合会 通常総会開催  

 全国マスチック事業協同組合連合会(山岸純一会長)の第17回通常総会は10月27日午後、東京・半蔵門の東条インペリアルパレスで開かれた。役員改選では、山岸会長が再選され、副会長に中村勝義近畿協組理事長、横溝武矩関東協組理事長、甲斐下雄司同副理事長、濱本俊樹中国・四国協組理事長が選ばれた。

■近畿マスチック事業協同組合連合会 通常総会開催  

 近畿マスチック事業協同組合(中村勝義理事長)の第17回通常総会は10月19日午後、大阪・福島区のホテル阪神で開かれ、任期満了に伴う役員改選の結果、中村理事長が再選された。

■<建設経済研究所>今年度建設見通し  

 建設経済研究所は10月30日、2000〜01年度の建設投資見通しを発表した。  00年度は、政府建設投資の落ち込みをカバーできなかったことで、全体として前年度比名目が2・0%マイナスとなる見通し。ただし、民間非住宅建設投資に関しては4年ぶりに前年度を上回ることとなった。

■<全国建設業協会>評価基準統一を要請  

 全国建設業協会(会長・錢高一善氏)は、経営事項審査(経審)制度の経営状況分析(Y指標)について、不動産の時価評価や不良資産の処理などに伴う評価の基準を統一し、公平な評価が行える制度へと改善するよう、建設省に要望した。

■<大阪塗工協同組合>優秀従業員表彰式  

 大阪塗料工業協同組合(吉治仁義理事長)の第47回優秀従業員表彰式」は11月10日午後、大阪塗料会館で開かれた。