エスケーは増収増益
建築仕上塗材など好調

 エスケー化研が5月22日発表した02年度3月期連結決算は、セラミックハイブリッド技術を用いた特選特許の低汚染・超低汚染塗料製品を中心にオリジナル意匠性塗材などのPRが功を奏し、連結売上高は393億21百万円(対前年度8・9%増)となった。

 利益面では、競争激化に伴う販売価格の低下、人員増強に伴う人件費の上昇などのマイナス要因があったものの、付加価値の高い新製品の販売拡大・内製化による原価低減により、経常利益は47億67百万円(同5・8%増)、当期純利益は「プリンストン債」訴訟の和解などにより31億72百万円(同25・2%増)となった。

 今後は、一層の積極的な販売拡大、新製品開発およびコストダウン促進などにより、売上高8・8%増、経常利益4・5%増をそれぞれ見込んでいる。

 【14年3月期連結業績】(単位百万円)

▽売上高  
▽営業利益  
▽経常利益  
▽利益  
▽一株益(円)

【15年連結予想】(単位同・カッコ内は前年度)

▽売上高  
▽経常利益  
▽利益  
▽一株益(円)  

 【14年度3月期中間単独業績】(単位同・カッコ内は前年度)

▽売上高  
▽営業利益 
▽経常利益  
▽利益  
▽一株益(円)   
▽一株中間配(円) 

【15年単独予想】(単位同・カッコ内は前年度)

▽売上高  
▽経常利益  
▽利益  
▽一株益(円)
▽一株配(円)