◆ 日本塗装時報 2000年12月18日発行 1764号掲載記事◆

■<日本塗装工業会> 理事半数を外部から選任

 (社)日本塗装工業会(大澤茂樹会長)は11月24午後、東京・世界貿易センタービルで臨時総会を開き、定款一部変更に関する件を審議、可決承認した。平成8年に閣議決定された「公益法人の設立許可及び指導監督基準」に基づき、組織改正が求められていたもので、社団法人として存続するために理事定員の削減と会員外理事の選任を実施する。
今回の決議を受け、来年5月の総会で役員改選を行い、現行の理事数をほぼ半減させるとともに、業界関係各団体らから新たに理事を選任する。

■<鋼橋専門会> 名称・組織を一新 「日本橋梁・鋼構造物塗装技術協会」に  

 (社)日本鋼橋塗装専門会(本山蓊会長)は11月29日午後、東京・港区の虎ノ門パストラルで臨時総会を開き、今後も公益法人として存続させるため定款を変更、来年度から「(社)日本橋梁・鋼構造物塗装技術協会」に名称を改め、再スタートすることを決めた。

■<建設省>CM方式研究会を設置  

 建設省は、CM(コンストラクション・マネジメント)方式の普及に向けた環境整備に乗り出した。CM方式は、国内の民間建設市場で拡大しつつあり、その法的位置づけや主体事業者のあり方、業者の選定方法、標準的な契約約款のあり方など、課題の検討が求められていた。同省では、12月中旬にも学識経験者やゼネコン、コンサルタント、設計事務所などの担当者で組織する「CM方式研究会」(仮称)を設置し、できれば来年度早々にも検討結果をまとめる意向。

■<建設産業専門団体協議会>「イノベーション戦略研修会」開催  

 建設産業専門団体協議会(山崎善弘会長)・大阪府建団連(北浦年一会長)による「専門工事業イノベーション戦略」研修会が11月30日、大阪市中央区のホテルニューオータニにて開催された。

■「住宅リフォーム推進協議会」発足

 住宅や建設関連の各経済団体による「住宅リフォーム推進協議会」がこのほど設立された。これに先立ち、11月29日、東京都内で設立総会が行なわれた。
 会長には、日本ツーバイフォー建築協会・赤井士郎会長が就任。住宅・建設関連業者が組織する78経済団体が加盟し、今後期待されているリフォーム市場の環境整備などを行う。他に、地方自治体や住宅金融公庫などの公的団体が特別会員として参加する。

■各塗料メーカー中間決算報告

○今月号掲載分
関西ペイント大日本塗料日本ペイントエスケー化研イサム塗料・ロックペイント
○今月号未掲載分
中国塗料・日本油脂・アサヒペン