アサヒペンは減収減益
消費低迷が影響

 アサヒペンが5月25日発表した平成13年3月期の連結決算は、売上高は対前期比5・5%減の306億5千4百万円、営業利益10億3千9百万円(同21・5%減)、経常利益10億3千万円(同12・4%減)、当期利益7千万円の損失で、減収減益となった。なお、当期利益の損失は、新会計基準の投資有価証券売却損などを特別損失として計上したことによる。
 塗料事業では、前期に続きガーデニング用塗料が伸びたが、同部門全体の売上高は消費低迷の影響を強く受け、132億1千5百万円(前期比6・0%減)となった。
 住宅メンテナンス用品・日用雑貨・園芸用品事業では、納入先の開拓、店内シェアの拡大に努めたが、売上高は174億3千8百万円(前期比5・1%減)となった。
 今後は、「消費者が真に必要とする製品の提供」をモットーに新製品の開発、販売に努め、経営全般の効率化に取り組みたいとしている。