エスケーは増収増益
高付加価値製品の販売拡大

 エスケー化研が5月25日発表した平成13年3月期連結決算は、売上高が前期比4・2%増の361億2百万円、経常利益が同29%増の45億5百万円、当期利益が同77・2%増の25億3千5百万円と、大幅な増収増益となった。
 増収は、主力の建築仕上塗料と建築特殊工事売上の好調による。また、製品の高機能化、高級化、高付加価値化を目指し、戸建住宅、集合住宅の新築・改装需要の掘り起こし、特殊工事受注の獲得に取り組むなどにより成果をあげた。
 今後の見通しは、一層の積極的な販売拡大、新製品開発、コストダウン促進など、中長期的な経営戦略などにより、連結売上高は前期比9・4%増、経常利益同3・7%増、当期利益同4・5%増を見込んでいる。