◆ 日本塗装時報 2001年9月18日発行 1775号掲載記事◆

■<日塗装愛知県支部>ペインテナンスキャンペーン 街頭7個所で宣伝


 戸建て住宅リフォーム工事の需要開発に向け、(社)日本塗装工業会は5月1日から11月30日までの7か月間、第2回ペインテナンスキャンペーンを実施している。そのPR活動の一環として、同会愛知県支部(山下保佑支部長)は9月12日、愛知県内の主な駅で、街頭宣伝活動を行った。 当日はJR名古屋駅、栄・三越前、金山総合駅、地下鉄伏見駅、JR岡崎駅、JR刈谷駅、JR豊橋駅の7個所に分かれて実施。キャンペーンののぼりを立て、全員そろいのTシャツ、帽子姿で、通行人に1万個のキャンペーンティッシュを配布した。各地域とも協賛メーカー、販売店の協力も得て合計67人が参加、それぞれ1時間ほどで配り終えた。 (詳細は9月18日発行・記事へ)

■<エスケー化研> ISO9001を取得

 エスケー化研(藤井實社長)は平成13年7月、品質システムの国際規格であるISO9001の認証を取得した。同社では、大利根・九州・名古屋の各工場でISO9002の認証をすでに取得しているが、今回、本社および技術研究所でISO9001への拡大を図り、設計から製造・出荷に至るまでの品質管理が徹底された。 同社では、今回の認証取得が国際的な信用性の向上に大きく貢献するものとして、期待を高めている。

■<日本ペイント>宮古島に試験場が完成

  日本ペイント(本社・大阪市)は、かねてから建設中だった「宮古島ウェザリング試験場」が8月23日完成し、運営を開始した。
  特長としては、従来の試験場と比較し、@敷地が拡大され、実物大綱試験のニーズに対応できるAITを導入し、東京・大阪の研究所とリアルタイムにデータ交換・分析が可能となる、などが挙げられる。また、宮古島の自然環境と周囲の景観との調和を維持するために、@地下水の保護のため排水処理設備・ろ過沈殿池を設けて汚水が地下に流れ込むのを防ぐA敷地内の芝生には農薬を使用しないB周辺の背景色や風土色といった環境特性を分析し、地域に融合した色彩を施すC敷地内の植裁もハイビスカス・ガジュマルなど宮古の風土にあった花木を使用するD管理棟廊下壁は宮古染めの布や貝殻を塗りこみ宮古島特有のアートウォールとするなど、随所に配慮を施したものとなっている。 (詳細は9月18日発行・記事へ)

■<関西リニューアル協議会 > 「リフォーム&リニューアル」bQ発刊

  関西リニューアル協議会は、隔月刊の広報誌「リフォーム&リニューアル」第2号を発刊した。
 今回は、「リニューアル時代の到来と関リ協の役割・課題」をテーマとした座談会を掲載している。
  他に、「今月の話題・マンション管理適正化推進法」「リニューアルエッセイ・会議のリニューアル」「最新材料、工法ワンポイント解説・間違いだらけの塗り替え工事」「ブランド商品紹介」などを掲載している。 (詳細は9月18日発行・記事へ) 。

■<ペイントハウス> 大阪ATCに展示場を開設

  ペイントハウス(星野初太郎社長)は、住宅リフォームのモデル展示場「リフォームセンターペンタくん」を9月1日、大阪・南港のアジア太平洋トレードセンター(ATC)10階にオープンした。これに先立ち8月29日、報道関係者らを招いて同施設に関する説明会を開いた。

  同社のリフォーム事業の基本戦略は、800人の営業マンを導入しての営業やインターネットやメールでのリフォーム相談、そして今回の有店舗戦略であるリフォームのデパートによる実物の展示、つまり「セールス」「モルタル」「クリック」の3つの融合により推進されている。昨年11月より始めたメールでのリフォーム相談やCD―ROMの送付など、インターネットを利用した営業活動により、一か月間の売上げ1億円を計上するまでになった。今後は、ネットを通じて一級建築士やコーディネーターによる提案を、ノートパソコンを使用して即時に客に提示できようなシステムを確立したいとしている。

 同展示場では、@まるごとリフォーム「しあわせ」パック(戸建&マンション)A和風住宅&リフォーム(宮大工・田子和則の世界▽和紙デザイナー・伊部京子の世界)Bバリアフリーリフォーム(高齢者対応リフォーム▽介護対応リフォーム)C趣味のリフォーム(ペットと暮らす家)D部位のリフォーム(玄関廻り・水廻り・和洋リビング・子供部屋▽インテリア・ファブリックス▽外壁・エクステリア・ガーデニング)など。リフォームやコーディネイトされた完成された部屋の他に、リフォーム材の展示もあり、実際に触れることもできる特大見本として、素材から調度品に至るまでを選択することができる。一級建築士・インテリアコーディネーターなどの専門家によるリフォーム相談・設計や工事管理体制による品質管理・アフターフォロー保証などのサービスも利用できる。

 また、同社はコミュニティービジネスを提案する5つの講座を開講する。コミュニティービジネスとは、定年退職後または子育て終了後に自宅をリフォームすることにより行う地域社会でのビジネスで、フランチャイズのようなリスクも無いことで注目されている。  同社ではリフォームの施工を条件に、開業までのノウハウや開業後の法律相談などを無償で提供するための「コミュニティービジネス・スクール」をこのATCや平成15年2月多摩に出店予定の「ペンタくん多摩」に設置する予定。内容は、@陶芸AベーカリーカフェBフラワーCマーレン・グラスリッツェンD託児保育の5講座で、いずれも20〜35回の講座を経て開業できる仕組みとなっている。(詳細は9月18日発行・記事へ) 。