◆ 日本塗装時報 2002年4月18日発行 1783号掲載記事◆ |
■「ペイントショー２００２」盛大に開催東京・ビッグサイトで
 ４年に一度の製・販・装関連業界の祭典「ペイントショー２００２」が、４月４日から３日間、東京・ビッグサイトで開催された。
同ショーは、（社）日本塗料工業会、日本塗料商業組合、（社）日本塗装工業会、（社）日本塗料協会の４団体で構成する実行委員会（委員長・白岩保日本塗料工業会会長）が主催、経済産業・国土交通省が後援、業界関連81団体の協賛により開催され、内外からは１６６団体が出展した。来場者は、１日目３０、３１６名、２日目３５、９３１名、３日目４４、０１７名の合計１１１、１６４名だった。
開会式は４日、会場入口前にて行われ、まず白岩保実行委員長があいさつを行い、続いて経済産業省製造産業局局長・岡本巖氏、国土交通省総合政策局官房審議官・竹歳誠氏が祝辞を述べた。セレモニーでは、白岩実行委員長、大花成彦副委員長、大澤茂樹副委員長、辻信一郎副委員長、藤井浩前実行委員長、岡本氏、竹歳氏がテープカットを行い、盛大な拍手と共に開場が行われた。（詳細は4月18日発行・記事へ) |
| |
■＜橋塗協＞ 鋼橋塗装中級コース 富士教育訓練センターで実施
（社）日本橋梁・鋼構造物塗装技術協会（本山蓊会長）主催による平成14年度鋼橋塗装中級訓練コースが４月１日から、静岡県富士宮市の富士教育訓練センターでスタートした。
昨年まで「技能者育成教育」として、千葉・ポリテクセンターで開催していたもので、今回は21回目。同会会員企業の塗装実務者に対し、塗装一般、塗装材料、色彩、鋼橋塗装法、色彩、鋼橋塗装法、鋼橋塗装作業法、安全管理、足場組立てなどの学科・実技を、１か月間にわたって合宿訓練する。国の認定訓練のため受講費用の一部が助成され、訓練終了後は▽足場の組立等作業主任者▽技能検定（鋼橋塗装作業）２級―の学科試験が免除される。
今回は全国から20人が参加。
研修は、４月30日まで、日曜を除く毎日、午前８時25分から午後４時35分まで、集中講義と実地訓練が行われる。（詳細は4月18日発行・記事へ)
 
認定訓練中級受講者（氏名、年齢、所属事業所） 徳村篤志（26）沖縄・アジアペイント▽椛村良太（21）福岡県・三拓塗装工業▽人見智久（32）東京都・服部塗装商事▽二宗政行（28）福岡県・二宗塗装▽内間裕士（27）沖縄県・沖縄神洋ペイント▽峯山和明（31）岐阜県・岐阜塗装▽中村一生（23）同▽国重拓郎（30）東京都・鈴木塗装工務店▽吉田明男（33）青森県・佐々木商会▽八木浩和（26）福井県・野村塗装店▽佐藤康平（19）東京都・ナプコ▽甲斐春海（26）大阪府・磯部塗装大阪支店▽春本潤一郎（36）同▽保村健（23）沖縄県・保村塗装店▽仲村浩市郎（23）沖縄県・沖縄装美工業▽老月稔（19）富山県・住澤塗装工業▽植松政樹（29）静岡県・佐野塗装▽川端敏夫（26）東京都・平岩塗装▽山下友也（23）東京都・ケント工業▽竹下貴慶（26）佐賀県・フジタ工業
|
| |
■塗装の日に電話相談 岩塗装「広報」
岩手県塗装工業組合、(社）日塗装岩手県支部の広報第１０１号に、「いいいろ塗装の日」の報告が掲載されている。
今回、「電話相談室」での相談件数の合計は24件。 具体的には、▽屋根の塗装全般▽雪滑りのいい屋根用塗料の開発状況▽屋根の塗替えの適正周期▽木質素材のリフォーム▽塗料の種類および塗装方法▽塗料の色と耐久性の関係▽カビの防止対策▽塗装工事施工業者の紹介▽塗装の施工単価▽塗膜の保証期間▽適正な下地処理――などについての問い合わせがあった。
奉仕活動としては、岩手県内の保育園・幼稚園・公園の遊具、中学校の壁面などの塗装や清掃活動を実施し、各報道機関でその様子が取り上げられた。
|
| |
■＜日本ペイント＞ 「エコ・アクション21」
名古屋・産業貿易館で 
日本ペイントは、日本ペイント販売中部・エーエスペイントと共催で「エコ・アクション21・イン名古屋」を３月16～17日、名古屋市・愛知県産業貿易館本館で開催した。
今回も昨年同様、土・日に開催したこともあり、過去最高の約６０００人の来場者で会場が賑わい、「旅行券が当たる抽選会」「飲食コーナー」や、「ビンゴ大会」「デジッ娘ライブショー」「たるたるバンド」「北川バンド」などのステージを楽しんだ。
主催・協催企業の主な出展物は、▽カラモニー▽環境対応塗料▽建築外装塗料▽鉄構塗料▽自動車補修塗料▽一般工業用塗料▽カラープランニング▽塗料関連機器・用品。
 日本ペイントのブースでは、新製品の水性木部着色用塗料「ウッディファン」の塗装実演を実施した。同商品は45色のカラーバリエーションを揃え、木目を活かした着色仕上げができることが特長で、水性塗料で臭いがほとんどないことから、会場での塗装実演も好評で、多くの人が足を留めた。また、注目商品マジョーラのブースでは、人気のマジョーラガールが笑顔で出迎え、来場者の目を楽しませた。（詳細は4月18日発行・記事へ)
協賛・出展者は次の通り。
▽ニッペ会▽ｎａｘ会▽カラモニー店▽ＩＥＣ▽旭サナック▽アネスト岩田▽サクラ▽サンコウ電子研究所▽シャープエレクトロニクスマーケティング▽シンショー▽末松刷子製作所▽精和産業▽中部日栄▽中日本航空▽ナニックス▽ニチバン▽ニッセイコム▽ニッペトレーディング▽日本研紙▽日本ワグナースプレーテック▽花ギャラリーめぐみこ▽藤本工業▽マスターズスポーツ▽山本窯業化工▽好川産業▽リョービ販売▽アスケン▽共英塗料▽伊藤塗料▽梶川商店▽加藤産業▽亀頭塗料▽加藤塗料▽榊原▽三重塗料▽青木塗料▽丸文▽成山興産▽太田塗料▽兵道▽勝美塗料▽横井塗料▽アサノペイント▽鈴木塗料▽犬飼商店▽石田塗料▽大幸塗料▽メイト▽ショーワ▽鈴盛商会▽ナガヤ塗料▽西川塗料商会▽中島商会▽澄川塗料▽北川塗料 |
| |
■＜日本ペイント＞「あいち住宅フェア２００２」
カラモニー店が出展 
愛知ゆとりある住まい推進協議会、中日新聞社、中部経済新聞社主催の「あいち住宅フェア２００２」が、３月15～17日の３日間、名古屋市中小企業振興会館・吹上ホールで開催され、日本ペイント販売中部よりカラモニー店が出展した。
今回のテーマは「安心で安全な住まい」で、86社・団体が新築・輸入住宅、住宅設備機器などの新製品を紹介した。 カラモニーのブースでは、「クロマリズム」「インテリアファン」を展示。リフォーム相談や、カラーコーディネートの提案、最近流行の家具のペインティングについてのアドバイスなどを行い、来場者は熱心に聞き入った。
（詳細は4月18日発行・記事へ) |
| |
■ＮＳＫ調査 13年度の仕上材生産前年比３・３％減の29万㌧
日本建築仕上材工業会（岩崎行男会長）がこのほどまとめた平成13年度生産統計によると、建築用仕上塗材の生産数量は29万２千㌧で前年比３・３％減（平成12年度は２・９％減）。左官・補修材料の数量は45万３千㌧で前年より６・４％減（同６・９％増）、総計では74万５千㌧で５・２％減（同２・９％増）となった。
（詳細は4月18日発行・記事へ)
|
| |
■＜ロックペイント＞ 全国合同ロック会を開催
 ロックペイントは４月６日夕、東京・帝国ホテルで全国合同ロック会はを開いた。
開会にあたって、大阪・近畿・北陸ロック会代表の小島正勝・小島塗料社長があいさつ。次いで、辻巌・ロックペイント会長が、生い立ちから創業、シンナーとの出合いなどを語った。次に辻信一郎社長が「最近の塗料技術の動向について」と題して講演。工業用塗料分野で、下塗り塗料のクロムフリー化や大阪府条例対策としてのハイソリッド塗料の開発、残塗料の再利用、環境ホルモン対策などが進められていることなどを説明した。
引き続いて、東部ロック会代表の小柳清一・小柳ペイント社長の音頭で乾杯、なごやかに歓談したあと、中部ロック会代表の頴川昌平・丸紅塗料店社長の中締めで締めくくった。 |
| |
■＜日塗協＞ 平成13年度「建築塗装講習会」
40代までの参加者が増加
（社）日本塗料協会（辻信一郎会長）が平成13年度に実施した「建築塗装講習会」の結果報告が発表された。
13年度の講習会は「環境に対応した塗装仕様と色彩計画」をテーマに５支部で開催され、受講者の総数は昨年より34名増加の５３１名となった。職業別では、官公庁・関係団体で約30名増加。年齢別では20～40代が67％に増加し（前年度は59％）、50代は22％に減少した（同32％）。支部別では、中・四国支部をはじめとする４支部で受講者が１００名を超えるなど、大盛況だった。
|
| |
■＜日本ペイント＞研修センターで 02年度プログラムがスタート
日本ペイント（藤嶋輝義社長）の研修センター（所在地―東京・大阪・名古屋）では、４月より02年度プログラムがスタートした。
同センターでは、塗料販売店社員のスキルアップを目的に研修を実施し、「塗装実技」「営業技法」などの職種別研修コースや職種にとらわれない「階層別研修」「資格取得のバックアップコース」などの体系化したカリキュラムでは毎年１０００人以上の訓練修了者がある。昨年11月には、このような実績が評価され、厚生労働大臣表彰も受賞している。
今年度は、環境をテーマとしたコースはもとより、一人一人の成長過程やキャリアに合わせたコース、部下の能力・意欲を最大限に引き出すスキルを学ぶ管理職コース、経営トップ向けの経営ビジョンに関わる戦略思考コースなど、計36回、73回のプログラムを予定している。
|
| |
