エスケーは増収増益
建築仕上塗材が好調

 エスケー化研が11月19日発表した平成15年度3月期中間決算は、主力の建築仕上塗材分野が好調に推移し、連結売上高は199億53百万円(前年同期比10・3%増)となった。利益面では、付加価値の高い新製品の販売拡大、原価低減などにより、経常利益は22億49百万円(同13・4%増)、中間純利益は、11億97百万円(同5・2%増)となっている。

 キャッシュフローは、営業活動によるものが14億92百万円の収入、投資活動によるものが1億92百万円の収入、財務活動によるものが5億6百万円の支出となった。この結果、中間連結会計期間末の現金および現金同等物は、前連結会計年度末と比較し、9億88百万円増の122億55百万円となった。

 今後は、一層の積極的な販売拡大、新製品開発およびコストダウン促進など中長期的な経営戦略により、連結売上高428億円、経常利益49億80百万円、当期純利益26億60百万円を見込んでいる。

【15年連結中間業績】(単位百万円、カッコ内は前年度)

▽売上高 19,953(18,086) 
▽営業利益  2,263(1,964)
▽経常利益  2,249(1,983)
▽利益 1,197(1,138)
▽一株益(円) 114.64(108.96)

【15年連結予想】(単位同・カッコ内は前年度)

▽売上高  42,800(39,321)
▽経常利益  4,980(4,767)
▽利益  2,860(3,172)
▽一株益(円)  273.70(303.67)

【15年度単独中間業績】(単位同・カッコ内は前年度)

▽売上高  18,023(16,458)
▽営業利益 2,383(1,930)
▽経常利益 1,342(1,103) 
▽利益  1,342(1,103)
▽一株益(円) 128.48(105.59) 
▽一株配(円) 0.00(0.00)

【15年単独予想】(単位同・カッコ内は前年度)

▽売上高  42,800(39,321)
▽経常利益  4,980(4,767)
▽利益  2,860(3,172)
▽一株益(円) 273.70(303.67)