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◆日本塗装時報 2006年7月18日発行 1842号掲載記事◆

■日塗装 業界発展への誓いを新たに 第29回新納霊者供養式行う

 日本塗装工業会(河野玉吉会長)の平成18年度(第29回)新納霊者供養式が7月5日午前、横浜市神奈川区高島台の青木山本覚寺で営まれた。
 青木山本覚寺は、横浜港開港時、アメリカ領事館として利用され、わが国の洋式塗装発祥の地とされている。日塗装では昭和53年、境内に全国塗装業者合同慰霊碑を建立し、以来、毎年全国の塗装業界物故者の霊を合祀している。

 式では、まず北野紘一合同慰霊碑運営委員長が「現在、私ども塗装業界では生存競争がし烈な様相を呈して、辛抱を余儀なくされる毎日が続いている。この時にあたって、この本覚寺に参詣し、先達が残された数々の実績、そして在りし日の皆さんの勇姿を思い出すとき、当時の暖かい心をよみがえらせることができるものと確信している。そして、その心を大切な宝として、業績を次代に継承することを使命にし、ささやかながらその偉業に報いていきたいと思う」とあいさつ。

 導師による読経のあと全員で焼香した。

 最後に河野会長は「納霊者は今年新しく10柱を加え、建立以来1138柱を数えることになった。建設業界を取り巻く環境は、耐震強度の偽装をはじめ談合事件や不当廉売に当たるような低価格による受注など、エンドユーザーへの信用、信頼が損なわれる事由が多発しており憂慮にたえない。このような時にこそ、引き続き我々自身が品質管理に基づいた良質な施工を提供していくこと、伝統ある技能を次世代へしっかり継承していくことが社会で必要とされる道であり、塗装業界の地位の向上ならびに会員各社の発展につながるものと確信している。ここに改めて先人の遺業と教訓を深く胸に刻み、我々が心を一つにして努力、精進していくことを慰霊碑に誓いたい」と締めくくった。
 このあと、境内で記念撮影を行い、全員で慰霊碑に参拝した。

 今年の新納霊者は次の通り。(支部・氏名・死亡年月日・年齢・事業所名役職)

【青森】種市兼満・平成17年11月4日・62歳・種市塗装工業社長
【秋田】宮越宗之助・平成17年12月15日・88歳・宮ペン工業会長
【茨城】後藤泰介・平成18年1月30日・80歳・後藤社長
【東京】佐藤彦太郎・平成17年11月2日・83歳・佐藤コーティング取締役
【新潟】柳田毅・平成17年3月26日・59歳・関越塗装社長
【兵庫】藤井博・平成17年12月5日・57歳・神戸塗装舗社長
【鳥取】細田博・平成18年1月22日・55歳・細田塗装社長
【福岡】津田豪・平成17年5月29日・77歳・中央塗装会長
【長崎】中村孝・平成17年11月12日・73歳・中村塗装社長
【熊本】内藤一彦・平成17年8月15日・74歳・静岡塗装組会長。

■事業推進体制を報告 日塗装全国支部長会

 日本塗装工業会の第63回全国支部長会は7月5日、横浜ベイシェラトンで開かれた。
 冒頭、河野会長は「われわれの属している建設業界は、まだまだ明るさが見えない。ある大手ゼネコンは談合体質から脱却すると宣言した直後に、国交省本局の工事で予定価格の半額に近いダンピング受注を行った。これには国交省の技官も立腹され、今後追加発注する工事も低価格をベースにするという話も聞いている。こうした状況に対し、専門工事業団体で構成する建専連では、全国各整備局との意見交換会で窮状を訴え、国交省立ち会いのもとに、ゼネコンとの話し合いの場を設けることになった。無理なものには、はっきり『ノー』といえる業界になりたい。日塗装の重点施策の中に掲げたように、平成20年をめどに事業・組織の大幅な見直しを図りたい。このため、まず事務局陣容の見直しを行い、新しく金子事務局員を採用した。また、常任理事会の回数を減らすなど会議日程を見直した。会員数は7月4日現在で3056社となったが、日塗装に入って良かったと思えるよう、会から何かを得ていただくことを期待している」とあいさつ。
 新支部長の紹介のあと、安全優良事業所への会長表彰を行い、続いて▽06年度副会長職務担当▽06年度委員会事業推進▽06・07年度委員会編成▽06年度会議開催日程―などを報告。そのあと事前に支部長から寄せられた検討事項などについて質疑応答を行った。

■日塗装各委員会の編成決まる

日本塗装工業会各委員会の06・07年度メンバー構成は次の通り。
▼総務委員会
【委員長】北原正(東京)【副委員長】加藤憲利(東京)▽林節夫(神奈川)▽山中勇(愛知)【委員】浦辻札雄(北海道)▽小野徳一(宮城)▽渡邊文夫(福島)▽増田高彦(千葉)▽松井照雄(富山)▽石渡良道(大阪)▽石原寛(山口)▽西山愿(愛媛)▽加蘭光徳(福岡)

▼技術委員会
【委員長】川端祥治郎(静岡)【副委員長】内藤文明(埼玉)▽武藤正裕(神奈川)▽畔柳芳宏(愛知)▽堀川治良(愛知)▽山本功通(大阪)▽杉本俊文(兵庫)【委員】前田卓哉(牝海道)▽吉田勇太郎(岩手)▽松本俊一(福島)▽西浦建貴(埼玉)▽山崎久康(東京)▽井上f(山梨)▽拝ア温敬(新潟)▽森有光(静岡)▽塚田修治(福井)▽小川綾一(岐阜)▽三木実(近畿)▽渡邉廣之(京都)▽前谷康彦(岡山)▽才峠正治(広島)▽川村幸雄(高知)▽吉元健一(福岡)▽木下顕(熊本)

▼経営委員会
【委員長】伊藤清治(北海道)【副委員長】寺沢政男(青森)▽若宮昇平(石川)▽岩田元志(兵庫)▽荒木康博(山口)▽伊賀上竜也(愛媛)【委員】中島敬夫(長野)▽礒富昭(東京)▽長谷川秀樹(神奈川)▽桜井和彦(静岡)▽上野山善三(和歌山)▽古川幸雄(岡山)▽菅原清司(徳島)▽上田勝(宮崎)

▼需要委員会
【委員長】長崎和孝(広島)【副委員長】高橋正美(秋田)▽会津健(東京)▽菅野克義(神奈川)▽江取義直(長野)▽平田晃(愛知)▽薮原登(奈良)▽梅花美津夫(広島)▽西山登司(熊本)【委員】堀口純男(北海道)▽大瀬均(青森)▽晴山祐一(岩手)▽木村正(宮城)▽片桐久(山形)▽草野昭夫(福島)▽横山茂弘(茨城)▽高橋義行(栃木)▽久保裕(群馬)▽山田光起(埼玉)▽飯高喜代志(千葉)▽高野芳造(山梨)▽荻野洋(新潟)▽余川甚治(富山)▽酒井敏秀(石川)▽小林俊明(福井)▽板倉勉(静岡)▽森祐治(岐阜)▽小寺徹也(三重)▽杉本定幸(滋賀)▽浦田信彦(京都)▽佐野文範(大阪)▽辻村和雄(兵庫)▽上野山正明(和歌山)▽浦崎嘉文(鳥取)▽寺戸俊幸(島根)▽辻健志(岡山)▽田中猛(山口)▽橋本伸裕(徳島)▽二宮知央(香川)▽渡辺省二(愛媛)▽尾崎武行(高知)▽矢野哲也(福岡)▽光野卓(佐賀)▽松倉和敏(長崎)▽三重野浩(大分)▽秦新次郎(宮崎)▽濱園賢三(鹿児島)▽上原勇(沖縄)

▼安全委員会
【委員長】古崎正敏(熊本)【副委員長】大島一哉(北海道)▽村松恵彦(宮城)▽立澤明(神奈川)▽小山靖久(栃木)▽祖泉信宏(石川)▽田中進一郎(愛知)草刈保廣(大阪)▽藤井邦彦(広島)中村浩一(香川)▽芦刈直(大分)【委員】村上國充(岩手)▽鈴木喜亮(秋田)▽加藤和利(山形)▽安田喜好(福島)▽武居宏(茨城)▽三橋丈夫(群馬)▽有山恵子(埼玉)▽井村裕明(千葉)▽安保隆充(長野)▽太田丈三(山梨)▽山島貞幸(東京)▽木村一美(新潟)▽真田進(富山)▽岡本保男(福井)▽久田五海(静岡)▽五味広行(岐阜)▽橋川平一(三重)▽山本光一(滋賀)▽奥野耕一郎(京都)▽本ノ下修(兵庫)▽岡田和久(奈良)▽瀬田寿雄(和歌山)▽鈴木秀人(鳥取)▽伊藤栄(島根)▽中田龍伍(岡山)▽藤本義裕(山口)▽近藤源弘(徳島)▽中井裕之(愛媛)▽山田晃(高知)▽伊藤征夫(福岡)▽野畑龍彦(佐賀)▽梶原兼雄(長崎)▽辻司(熊本)▽島村照美(宮崎)▽上原充久(鹿児島)▽又吉利雄(沖縄)

▼技能委員会
【委員長】永田好一(神奈川)【副委員長】木暮実(群馬)▽石塚弘(東京)▽荒木俊成(京都)▽黒ア政彦(岡山)▽庄田数次(広島)▽義野寛幸(愛媛)【委員】村山仁(北海道)▽中村昭則(青森)▽佐々木謙一(岩手)▽豊川和夫(官城)▽田山順一(秋田)▽加藤精一(山形)▽篠崎孝喜(福島)▽拍光一(茨城)▽池頭嘉弘(栃木)▽黒須令二郎(埼玉)▽木村吉五郎(千葉)▽鈴木芳(神奈川)▽大矢謙二(長野)▽加賀美久雄(山梨)▽斉藤春夫(新潟)▽石井俊雄(富山)▽小山太郎(石川)▽高橋利治(福井)▽中村富保(静岡)▽宮木章吉(愛知)▽丸山健一(三重)▽高橋和巳(岐阜)▽安藤宏(滋賀)▽五十嵐建二(大阪)▽酒楽征行(兵庫)▽鎌田真(奈良)▽嶋美知夫(和歌山)▽宮平和浩(鳥取)▽千原孝美(島根)▽佐々本武(山口)▽佐次正喜(徳島)▽木村靖男(香川)▽沢田浩太郎(高知)▽大石浩人(福岡)▽熊岡佐一(佐賀)▽田崎康夫(長崎)▽落合三郎(熊本)▽佐藤佳作(大分)▽松岡直光(鹿児島)▽正岡昌徳(沖縄)

▼情報委員会
【委員長】落合五雄(大阪)【副委員長】熊谷瑞雄(岩手)▽中村順一(東京)▽田辺正雄(神奈川)▽丸山一人(新潟)▽真砂光和(福岡)▽服部寛治(三重)
【委員】亀岡正一(北海道)▽松本尚己(官城)▽椎名章(群馬)▽清水康二(愛知)▽松室利幸(大阪)▽池田吉弘(兵庫)▽小川恭史(広島)▽今江光宏(京都)▽秋山和美(山口)▽山本祥平(香川)▽濱崎博文(鹿児島)

▼品質委員会
【委員長】乃一稔(愛知)【副委員長】中村達也(北海道)▽照井則夫(岩手)▽藤澤茂(群馬)▽副島眞一(東京)▽佐護徹(神奈川)▽佐藤重也(新潟)▽山下保佑(愛知)▽竹延信(大阪)▽松下勝則(広島)▽浜田耕市(徳島)▽上野達己(大分)【委員】相馬真二(青森)▽沼埼明(宮城)▽飛鳥淳(秋田)▽柏田國治(山形)▽古田亜紀雄(福島)▽西野一(茨城)▽堀野明(栃木)▽三原堅幸(埼玉)▽平野一則(千葉)▽大出是男(長野)▽山縣伸由(山梨)▽勝原浩(富山)▽奥村基(石川)▽吉村健志(福井)▽小林英樹(静岡)▽清水利之(岐阜)▽山本晃(三重)▽高山剛(滋賀)▽小室浩之(京都)▽天羽俊夫(兵庫)▽松本淳(奈良)▽前芝敏(和歌山)▽森本徳人(鳥取)▽赤木慎一(島根)▽木村彰仁(岡山)▽檜垣康彦(山口)▽宮武哲雄(香川)▽池田功(愛媛)▽北村好隆(高知)▽諏訪下勝造(福岡)▽宮寄香(佐賀)▽迎一則(長崎)▽伊藤英治(熊本)▽福永正幸(宮崎)▽新福輝男(鹿児島)▽赤嶺良男(沖縄)

■副会長の職務担当

 日塗装各副会長の職務担当は次の通り。(担当委員会・主な担当事業)
【白川副会長】組織改革・支部事業推進
【三木副会長】経営・安全委員会、経営委員長代行・建設塗装基幹技能者認定制度
【木村副会長】技術・品質・国際委員会、新分野開発プロジェクト・大規模改修工事品質保証システム・アスベスト対応
【平坂副会長】需要・技能委員会、透湿外断熱工法
【多賀谷会務管理室長】総務・情報委員会

日塗装の各支部長

 日塗装各支部の支部長は次の通り。
 ▽北海道・前田卓哉▽青森・稲川三津雄▽岩手・松田隆至▽宮城・小野徳一▽秋田・藤井龍夫▽山形・松本敬▽福島・水野汎幸▽茨城・齋藤敏雄▽栃木・石塚勝彦▽群馬・藤澤茂▽埼玉・渡辺秀雄▽千葉・上田伸一▽長野・宮澤幸司▽山梨・平井良治▽東京・磯部一夫▽神奈川・後藤龍彦▽新潟・平林健資▽富山・三村一義▽石川・三好研一▽福井・吉田勝二▽静岡・外岡宣紀▽愛知・山中勇▽岐阜・今井泰志▽三重・井面祐一▽滋賀・青山幸雄▽京都・奥野耕一郎▽大阪・別所宏昭▽兵庫・真岡立憲▽奈良・林義治▽和歌山・古川勉▽鳥取・瀧本紀晴▽島根・安島壮▽岡山・辻修二▽広島・村井完彌▽山口・石原寛▽徳島・佐次正喜▽香川・河田彰人▽愛媛・吉田清美▽高知・内田荘一郎▽福岡・藤原正嗣▽佐賀・光野卓▽長崎・石戸哲明▽熊本・西山登司▽大分・芦刈直▽宮崎・今村誠▽座児島・濱園賢三▽沖縄・川間富夫

■日塗装 基幹技能者認定講習 近畿ブロックでも開催

  日本塗装工業会は6月23、24日の2日間、大阪塗料会館で建設塗装基幹技能者認定講習会を開催した。
 基幹技能者制度は、平成8年に建設産業人材確保・推進協議会が策定した「基幹技能者の確保・育成・活用に関する基本指針」に基づき、各専門工事業団体が整備を進めているもので、すでに18業種25団体の職種で運営団体が登録されている。国土交通省でも「基幹技能者の評価・活用等検討委員会」を設け、基幹技能者の活用に向けて検討を進めている。
 日本塗装工業会では、専門工事業として同制度が必要と判断、昨年「建設塗装工事業における技術開発計画」を策定し、技能者認定制度の資格要件などをまとめた。受講資格は▽建設塗装実務経験が10年以上でかつ3年以上の職長経験▽1級建築塗装技能士の資格―の両方を満たす者で、会員企業からの推薦が条件となる。
 第1回目の講習会は3月四国ブロックで開催され、今回は近畿支部連合会(別所宏昭会長)の主催により近畿2府4県から77人が参加した。
 初日の23日は、別所会長、川島敏雄常務理事があいさつしたあと、基幹技能者共通テキストによる講習を実施。24日は専門分野の講習と認定テストを行った。

■建設塗装基幹技能者 172人を認定

 日本塗装工業会は建設塗装基幹技能者制度の確立に向けて、3月の愛媛(四国)を皮切りに、6月23・24日大阪(近畿)、29・30日広島(中国)の3ブロックで認定講習会を開催、合計172人が基幹技能者に認定された。今後、9〜10月に関東、東北、中部、来年2月に北陸ブロックで開催を予定している。
■ペインテナンス実績 4〜6月で201件

 日塗装の第7回ペインテナンスキャンペーンの施工実績は、4〜6月の3か月間の全国合計で201件と、やや低調なすべり出し。多い支部は岩手(41件)、大阪(32件)、茨城・宮城(17件)など。半数以上にあたる25支部がゼロ報告となっており、同会では一層の利用促進を呼びかけている。
■10月にブロック長会議

 日本塗装工業会は10月26日午後2時から、東京・世界貿易センタービル「東京會舘」で、第1回目の地域ブロック長会議を開催する。地域ブロック間の情報交換ほか、ブロックからの意見・要望を次年度以降の事業計画に反映するのが目的。このため、9月中に各地区ブロック長を正式に決めることにしている。
■自主管理用チェックリスト 日塗装HPにアップ

 日塗装品質委員会が作成した『自主品質管理用業務チェックリスト』は、日塗装のホームページから入手できる。トップページにある「品質委員会からのお知らせ」をクリックし、パスワードを入力すれば、PDFファイルをダウンロードできる。

■国交大臣表彰 塗装関係は5氏に

 国土交通省は06年度の国土交通大臣表彰受賞者を発表した。建設事業関係功労により239人・5団体が表彰され、表彰式は7月10日同省で行われた。塗装業界の受賞者は次の通り。

▽飯味勝氏(61歳) 愛知県・飯味塗装工業所社長、日本塗装工業会顧問
▽乃一稔氏(58歳) 愛知県・乃一塗装工業社長、日本塗装工業会常任理事
▽川端祥治郎氏(56歳) 静岡県・共栄社社長、日本塗装工業会常任理事
▽宇山昌宏氏(60歳) 北海道・うやま社長、日本塗装工業会北海道支部副支部長
▽林澄夫氏(59歳) 神奈川県・林塗装店社長、日本塗装工業会理事・元神奈川県支部支部長

■日塗装各委員会の 主な具体的事業

【会務管理室】 【技術委員会】 【経営委員会】
会組織機構の調査研究(定款・諸規定の見直しを含む)▽危機管理システム運営の推進▽地域ブロック制への対応▽公益法人制度改革に伴う対応など。 廃水処理技術の確立・副資材関連処理技術の調査▽環境対応・健康住宅用塗装材料・工法開発▽耐火塗装技術に開する調査研究▽新規開発商品・工法の調査研究▽コンクリート構造物改修施工技術の調査研究など。 経営者セミナーの企画・実施▽経営後継者研修の企画・実施▽適正取引に開する調査研究など。
【需要委員会】 【安全委員会】 【技能委員会】
透湿外断熱工法及びフレックススウェード導入等新市場開発への対応▽らくがきなくし隊の全国展開▽日塗装普及啓蒙活動の展開▽ポジティブアクションの研究など。 建設業労働災害防止協会との連携▽「塗装工事業者災害防止・安全環境普及協議会」の整備▽塗料水系化への調査研究▽産業廃棄物の削減および適正処理の研究など。 技能検定試験問題の調査研究▽特化した性能塗材の工法普及調査研究▽スウェード調塗装工法の普及と研修▽透湿外断熱工法の普及と研修▽デコペ技能講習の推進▽建設塗装基幹技能者認定講習会の開催など。
【情報委員会】 【品質委員会】  
ホームページの更新および拡充を含めたIT化の推進▽マスメディア活用による対外広報活動の展開など。 白主品質管理体制の確立・指導▽戸建住宅リフオームサービスシステムの実施▽ペインテナンスキャンペーンの実施▽改修施工管理者の育成など。

■建専連と近畿整備局が意見交換 ダンピング対策など要望

 建設産業専門団体連合会(建専連、才賀清二郎会長)と近畿地方整備局との第7回目の意見交換会が7月4日、大阪・KKRホテル大阪で開かれた。

 まず建専連の高宮春夫副会長は「建設産業は7百万人からの従業員がいる基幹産業だが、最近、ダンピングの問題が下請けにも影響を及ぼしはじめ、産業の根底を揺るがせている」と口火を切り、専門工事業者が置かれている厳しい現状を強調。

 北浦年一近畿建専連会長は「ダンピングを行う不良業者は、たとえそれが大手企業であっても、排除していかなければならない。しかし、これは個々の企業では対応できない問題である。今までは、まず対策を提示してから、行動するかどうかを考えてきたが、これからは行動を前提に置いた対策を考える動きに変わってきている。自分の職業を自分で守るために、本音で話し合っていきたい」と述べ、ダンピング問題への効果的な対策を求めた。

 これに対し、藤本貴也近畿地方整備局長は「近年、建設業界内では様々な事件が起こり、国の信頼が低くなっている。行政でも建設関連の予算がどんどん削られている状況だ。いい仕事をするためには、直接業務に携わる下請けを守らなくてはならない。低入札は下請けを苦しめ、品質の低下を促す一因である。建設業の信頼回復のためにも、これから先具体的にどう動けばいいのか、それを話し合って行きたい」と述べた。

 続いて整備局から各種調査資料などを説明、建専連は06年度事業活動方針を報告した。
 このあと意見交換に移り、建専連側から「低入札価格調査制度の厳格な運用」「建設業行政部局等による立入検査の強化」(北浦年一会長)、「適正な施工体制の確保」(阿食更一郎大阪府建団連副会長)、「1・2級塗装技能士の処遇措置改善」「基幹技能者の今後の位置付け及び活用」(米増豊大阪府塗装工業協同組合理事)、「石綿除去レベル及び数量の明確化と注文金における産業廃棄処理費の分割化(手間工事費と産業廃棄処理費)」(中野岳之近畿建設躯体工業協同組合専務理事)について要望。

 このうち、低入札対策に関しては▽重点調査の実施に当たっては、下請業者から見積書等を提出させてヒアリングを実施してほしい。その際、施工体制事前提出方式(オープンブック方式)を導入し、落札後に確認調査を実施してほしい▽4月の緊急ダンピング対策に基づく立入調査の強化や発注行政部局との連携などを通じて建設業法19条の3(不当に低い請負代金の禁止)に違反していないか積極的に判断し、違反していると認めた場合は公取委への措置請求を行ってほしい―と求めた。
 これに対し、整備局側では、「立入検査は今後も強力に進めるが、オープンブック方式は検討していない」との考えを示した。

■長期保証事業など説明 マ連合会がセミナー開く

 全国マスチック事業協同組合連合会(山岸純一会長)は、06年度セミナーを全国10会場で開催した。
 今回は「今、なぜ長期性能保証事業か」をテーマに長期性能保証事業のシステム・メリットなどを説明したほか、このほど完成したローラーの使い方についてのビデオを放映。さらに、連合会PB商品である「マスチックNANO」を実際に施工しながら紹介した。
 7月5日、大阪塗料会館で開かれたセミナーでは、まず田中理事長が「長期性能保証事業は、近畿協組では累計で約30億円利用していただいている。特にマスチック以外の材料にも適用範囲を広げた平成6年度からは急増している。本日のセミナーにより認識を深め、一層の利用拡大を期待したい」とあいさつ。
 山岸会長は「長期性保証事業は、平成2年度から行っているが、まだまだご理解をいただけていないように思う。昨年の耐震偽造から、業界に対する世間の目は大変厳しくなっている。社会的な信用を取り戻すためには、何か訴える物が必要だ。今回のセミナーを通して、長期性保証事業を正しく理解し、そして利用していただくきっかけにしていただきたい」と述べた。
 このあと、山岸会長自らが講師となり、長期性能保証事業について説明。ビデオ上映のあと、マスチックNANOについて水谷ペイント・佐藤課長と君塚事務局長が施工方法や流通などを説明した。

■技能士の処遇改善を 大塗装・米増理事が要望

 大阪府塗装工業協同組合の米増豊理事(富士塗装興業社長)は、技能士の処遇について▽技能士の現場常駐配置などの措置が、営繕(建築塗装技能士)では実施されているが、土木(1・2級鋼橋塗装技能士)では実施されておらず、鋼橋塗装技能士が認知されていない。技能者の現場常駐等の指導を徹底され、技能士の社会的評価を図っていただきたい▽現場技能士への教育がなされていないような企業の入札参加について、どのように考え、対処されているか▽国土交通省において、『今後の基幹技能者制度の推進に関する検討方向(試案)』が取りまとめられたが、行政側でも基幹技能者資格取得のインセンティブが働くような活用をしていただきたい―と要望した。
 これに対し、整備局側は「技能士や基幹技能者については総合評価方式の中で評価していきたい」と答えた。

■「外断熱、遮熱・断熱塗料に期待」 ものつくり大学・近藤照夫教授の講演要旨

 (一部既報)全国11会場で開催されたDNT環境塾「環境と塗料セミナー」(大日本塗料主催)で、ものつくり大学・近藤照夫教授は「環境と省エネルギー」をテーマに基調講演を行った。近藤教授の講演要旨は次の通り。
     ◇
 私は日本建築学会の内外装工事運営委員会やその下部組織である塗装工事小委員会のとりまとめを担当しており、今年11月に改訂予定のJASS23塗装工事にも参画している。また、建築工事標準仕様書・改修建築工事標準仕様書の監理指針を作成する建築分科会のメンバーとして、塗装関係のとりまとめにも携わっているので、今回のお話をさせていただくことになったかと思う。環境やエネルギーは従来、建築の分野では計画系の中でも環境の方が専門とされる分野で、私のように材料・施工の立場はいわば畑違いであった。しかし、特にここにきて、省エネルギーが注目され、重要視されるようになってきている。
 その中でも、私は昨今騒がれている外断熱構法に興味を抱いており、一昨年香港で開催された国際会議で、従来の内断熱との違いを検証した論文を書いた。それと塗料塗装の遮熱・断熱塗料への期待を中心に話したい。

 建築分野での省エネルギーは、屋根とか外壁など大気に接する部分の断熱性を上げて熱を取り込まないように、逃がさないようにコントロールしてやることが大事なことである。建築そのもので断熱性を上げ、空調に頼らない方向にもっていかなければならない。
 この1年を振り返ると、建築の分野からいろいろな話題が出てきている。アスベスト問題、耐震強度偽装問題、官製談合などである。これらは、建築は社会的に重要な仕事であるのに、それに携わる人間のモラルが著しく低下してしまったことを露呈している。
 地球環境問題では、地球温暖化防止に関する「京都議定書」が昨年2月に発効している。日本は1990年比で2008〜2012年に6%の削減を義務づけられている。しかし、04年度は13%も増えており、これから6%減少させるのは大変な努力が必要である。各企業は努力しているが、車が20%以上、業務部門や家庭で30%以上も増えている。国内の努力では達成は無理で、途上国の技術支援(クリーン開発メカニズム)などによる排出権取引で補わなければならない。日本だけでなく、オランダやイギリスなど削減義務を持たされた国は積極的に途上国の支援に乗り出している。

 経済産業省は2030年までにエネルギー効率を30%改善することを目標にした「省エネルギー技術戦略」を策定し、近く公表する。環境省では、4月から午後8時一斉消灯を実施して省エネ効果を上げており、小池環境大臣は「ワークスタイルの変化」を求めている。
 こうした背景から外断熱が注目されているが、内断熱に比較した効果は、計算では算定できないため、試験体を使って実験してみた。その結果、試験体内部の温度は外断熱構法ではほぼ一定であるが、内断熱構法ではコンクリートの温度変化による影響を受けて、内部空間の温度も大きく変動している。空間温度を20℃に保持するのに必要なエネルギー量は外断熱が内断熱の40%程度に抑制でき、空調使用も40%程度に抑えられるため、外断熱の方が省エネ性に優れていることが判明した。

 ヒートアイランド問題については、東京都は屋上緑化や高反射塗料による建築物の被覆対策を推進する事業を実施している。東京都のホームページでは、遮熱塗料の評価データも掲載されているが、塗料メーカーのカタログやPRが先行している傾向は否めず、学会や国際会議などへの報告が強く望まれる。

 また、断熱塗料も注目されている。しかし、これは遮熱塗料よりもさらにメーカーが限定され、ユーザーサイドでの認知度も低い。
 これらの材料は外断熱構法との複合化によって、より大きな効果をもたらすことができる。
 塗料・塗装は他の建築材料・構法と比較すると、安価で施工が容易、保全もしやすい傾向があり、これらによって大きな省エネルギー効果が得られることは、建築分野にとって大きなメリットである。このような機能性塗料には、今後大きな期待が寄せられるところである。

■大塗装 新理事長に田伏氏 「時代に即した事業を」

 大阪府塗装工業協同組合(石渡敏一理事長)の第60回定時総会は5月25日午後、大阪・ホテル阪急インターナショナルで開かれた。
 議事に先立ち、石渡理事長は「厳しい情勢の中、組合員の減少、高速道路料金別納事業の廃止により、組合財政が圧迫されたが、数年前から代替事業にシフトしてきた効果が表れ、スムーズな事業転換が図られ、決算は赤字を免れた。昨年度は行政からの要請に応え、中学生のものづくり体験学習への協力、中高年齢者の再就職支援のための講習会を開催したほか、日塗装大阪府支部との事務所一元化を実施し、経費削減を図った。本年度も引き続き組合事業の活性化を図り、行政依頼事業に積極的に協力し、業界のイメージアップと組合員のための各種共同事業に取り組んでいきたい」とあいさつ。
 議事では、05年度事業報告・同決算、06年度事業計画・同予算案を承認した。このうち事業計画では▽財政基盤の強化▽需要開発の強化▽技能向上への取り組み強化▽関連団体との連携強化▽創立60周年記念事業―を重点施策として実施する。
、任期満了に伴う役員改選の結果は、理事長に田伏健一氏(鉄電塗装)、副理事長に早瀬利典(大阪塗工)、磯部明良(磯部塗装大阪支店)、川原貞儀(川原塗装店)、川本博哉(川本塗装)各氏を選任した。

 総会後の懇親会の席上、田伏新理事長は「行過ぎた価格競争、低価格入札で下請け業界にしわ寄せを許してはならない。多くの専門工事業界と連携して安心して仕事ができる環境を築くため行動を起こしていきたい。建設雇用法改正には私達にも意義ある運用を行政に求めるとともに、私達自身も改革意識をもって取り組む必要がある。このような環境の中、組合事業も時代に即したものが必要である。教育情報事業を強化するとともに、公的事業の依頼に応え、あるべき塗装工事の姿を各方面に訴えていきたい」と就任の抱負を述べた。

■大日塗 「塗料と環境セミナー」 全国11会場で開催

 日本建築仕上材工業会大阪支部(矢野俊哉支部長)の総会は5月24日、ホテル阪神で開催された。
 総会では05年度事業報告・決算報告、06・07年度役員、06年度事業計画(本部事業への参加と連携強化、湿式仕上塗材の広報活動、講演会・講習会の開催、関連業界との協力連携、会員相互の親睦)・同予算案を審議、承認した。
 役員改選では、矢野支部長が留任し、幹事に藤本正宏(梅彦)、福井文雄(エスケー化研)、杉田広訓(関西ペイント)、中原章義(菊水化学工業)、菅間宗彦(恒和化学工業)、三島祐(神東塗料)、石原衛(スズカファイン)、宮本昌敏(トウペ)、古田裕二(日本ペイント)、清水章(山本窯業化工)各氏が就任した。
 総会終了後は、小俣一夫氏が講師となり、「ロハス時代の建築・建材―湿式工法の再評価」をテーマに講演会を開催。そのあと、施工各団体の団体長をまじえて懇親会を催した。

■大塗工 ETCカードの利用を促進

 大阪塗料工業協同組合(大橋一元理事長)の第59回通常総会は5月22日、ガーデンシティクラブ大阪で開かれ、05年度事業報告・同決算、06年度事業計画・同予算案を承認した。
 同組合では、高速道路通行料金割引制度の変更により、昨年4月からETCコーポレートカードによる料金共同精算事業を実施したが、組合の手数料収入は当初計画を大幅に下回り、決算では損失を計上した。このため、今年度からは発行済みカードの利用をより促進していく。

■「新しい価値の創造を」 KGS・岩田理事長

 近畿外壁仕上業協同組合(岩田紳一理事長)の第31回総会は5月19日、大阪市北区のホテルモントレ大阪で開かれ、05年度事業報告・同決算案、06年度事業計画案・同予算案などを承認。任期満了に伴う役員改選では岩田理事長が再選された。

 総会後の懇親会の席上、岩田理事長は「はじめて理事長に任命された二年前、何をするべきか解らないまま、試行錯誤の中で会員様のご協力を得てここまでやってきた。このたび再度理事長に任命され、留任して頂いた役員ともども頑張っていきたい。
 わが国の経済状況も新しい成長軌道に乗り、景気回復の道を歩んでいるが、我々の業界では、依然厳しい状況が続いている。市場の動向を見極めて、いたずらに価格競争に巻き込まれぬよう、良い仕事を提供して顧客に喜んで頂ける会社にならなければならない。
 それは決して難しい事ではなく、新しい価値を創造できる会社、技術・技能・経営に優れた会社になることが、勝ち組として成長して行く術ではないかと思う。
 当組合としても、これからの時代に、オールマイティかつフレキシブルに取り組んで行けるように、異業種・同業種の垣根を乗り越えて積極的に交流し、情報交換や共同作業などにより、業界のレベルアップを図って行きたい」と抱負を述べた。

 続いて、菊井啓充大阪府中央会事務局長、甲斐下雄司日本外壁仕上業協同組合連合会会長から祝辞があり、茶谷昭彦澤村産業専務の音頭で乾杯した。

■九州最大の斜張橋に 大日塗の防食システム採用

 九州最大の斜張橋「女神大橋」に、大日本塗料の高性能防食塗料および高耐候性ふっ素樹脂塗料の組み合わせによる塗装システムがされ、港湾の厳しい環境から橋を護っている。
 女神大橋は、長崎港で分断されている長崎市の南部と西部を最短距離で結ぶ全長1289mの産業・経済道路として昨年12月に開通した海上長大橋。ヴィーナスウイングの愛称で親しまれ、長崎市の観光の新しいシンボルとしても期待されている。
 設置環境は海上の厳しい腐食環境にあるが、外面には同社が鋼構造物分野で数多くの実績を誇る厚膜形無機ジンクリッチペイント 「ゼッタールOL−HB」を防食下地に、外部遮断効果に優れるエポキシ樹脂塗料「エポニックス#30」と長期の美観性・景観維持が可能な高耐候性の汚れ防止形ふっ素樹脂塗料上塗り「Vフロン#100クリーン上塗」の組み合わせによる全工場塗装システムを採用。橋梁桁内面には、将来の維持管理における点検作業時の安全性も考慮し、変性エポキシ樹脂塗料内面用「エポオール#6」の明色化塗装系が採用されている。

■『環境・社会報告書2006』 関西ペイントが発刊

 関西ペイントは、『環境・社会報告書』=写真=を発刊した。  同社では、95年の日本レシポンシブル・ケア協議会設立時から会員として参加し、自主的に環境・安全・健康面での取り組みを推進してきた。97年からはその内容をまとめ、環境報告書として毎年発刊していたが、06年版からはCSR(企業の社会的責任)に関する内容を充実、タイトルを変更したもの。  内容は▽社長あいさつ▽事業内容▽経営理念・ビジョン(CSRの取り組みなど)▽レスポンシブル・ケアトップ診断▽アレスコエコプラン2007(05年度の活動実績、06年度目標など)▽環境会計(05年度の環境保全コストは47億円)▽環境対応技術・製品開発(6分野8件を記載)▽マテリアルバランス((生産〜技術・開発を含めた環境負荷状況)▽事業活動による環境負荷低減・地球温暖化防止(CO2排出量を初めて開示)▽社会的側面への取り組み・従業員との関わり(社員の処遇、コンプライアンス・危機管理など)▽社会的側面への取り組み・お客様との関わり(消費者保護、品質保証、コミュニケーションについて)。  A5判、60ページ。

■『東塗協いろ暦』7月号

 東京都塗装工業協同組合と日本塗装工業会東京支部が発行。内容は▽東塗協・日塗装東京支部の新役員・06年度事業計画▽落書き消去キャンペーン(渋谷区代々木・港区麻布・新宿区戸山・渋谷区原宿)▽中学生の職場体験学習▽東京都塗装高等技術専門校の修了式・入校式▽ペイントショー2006など。

■日塗商新執行部 業界記者団と懇談

  日本塗料商業組合の新執行部は6月14日、東京都内のレストランで業界記者団と懇談会を開いた。席上、小島正勝理事長は「情熱と使命感をもって職務を全うしたい。この業界には先代から大変お世話になっており、業界に恩返しをする意味で、広く塗料・塗装が認知されるよう真剣に取り組んでいきたい」と就任にあたっての抱負を語った。

■2級住環境測定士試験 7月に全国18会場で

 NPO法人住環境測定協会(原田英敏理事長)は、7月23日に全国18会場で住環境コンサルタント(2級住環境測定士)公開試験を実施する。
 シックハウスに関する基本的な分野や化学物質濃度、アスベスト、電磁波、空気イオン数、水、騒音などに関する測定と改善・予防業務を行う専門家を育成するため、同協会が独自に実施しているもの。試験に合格後、3年以内に登録研修を受けると同協会から免許証が交付される。

【受験費用】1万5千円(テキスト代を含む)
【試験日時】7月23日午後2時〜3時
【試験会場】札幌・札幌学習センター▽青森・弘前商工会議所▽秋田・秋田総合保険センター▽東京・東京学院▽長野・協立厚生会館▽栃木・栃木県教育会館▽静岡・静岡商工会議所会館▽名古屋・東海会館▽姫路・姫路商工会議所▽京都・ハートピア京都▽大阪・星槎国際高校大阪学習センター▽広島・東区民文化センター▽山口・山口県商工会館▽香川・高松商工会議所▽福岡・博多ビル管理事務所▽熊本・九州測量専門学校▽鹿児島・鹿児島県市町村自治会館▽沖縄・沖縄青年会館
【問い合わせ先】同協会(082・890・1023)

会社人事

■ヤオテック 森川久氏が社長に

 ヤオテック(本社・大阪市中央区)は7月1日、森川肇社長が相談役に退き、後任に森川久氏が就任した。新役員は次の通り。
【代表取締役社長】森川久【代表取締役専務】森川生【取締役相談役】森川肇

■小島氏が社長に 恒和化学

 恒和化学工業は6月20日、山田浩社長が代表権のある会長に退き、後任に小島松秀副社長の昇格を決めた。新役員は次の通り。
 ▽代表取締役会長、山田浩▽代表取締役社長・営業統括本部長、小島松秀▽専務取締役・管理本部長兼資材部長、鈴木正男▽取締役・管理本部経理部長、江森則雄▽取締役・技術本部長、河野孝治▽取締役・管理本部総務部長、小山孝▽取締役・アスベストバスター本部長、谷田部治司▽監査役、和氣淳
 なお、石坂礒充氏は専務取締役を退任し非常勤顧問に就任した。

■社長に三宮氏 エル・ミズホ

 エル・ミズホは、阪上忠義社長が代表権のある会長に退き、後任に三宮克薫氏が就任した。新役員は次の通り。 【代表取締役会長】阪上忠義【代表取締役社長】三宮克薫【取締役】営業副本部長、吉田芳朗▽総務部長、畑中秀志▽太田正信【監査役】財前勝英

■神東塗料が組織変更

 神東塗料は6月29日、従来のIU事業本部、鉄構道路事業本部、一般塗料本部の3事業本部制を、IU事業本部と汎用塗料事業本部の2事業本部制に変更した。詳細は次の通り。
(1)鉄構道路事業本部と一般塗料本部を統合し、汎用塗料事業本部とした。
▽一般塗料本部の東日本・西日本営業部を廃止し、あわせて鉄橋道路事業本部防食塗料事業部の東京、名古屋、大阪の開発グループも廃止し、新たに汎用塗料事業本部の東日本営業部と西日本営業部を設置する。
▽鉄構道路事業本部防食塗料事業部の技術グループと一般塗料本部技術部を一本
化して新たに汎用塗料事業本部技術部とする。
▽道路施設事業部と樹脂応用開発部は汎用塗料事業本部に所属する。
(2)IU事業本部は電着塗料事業部・粉体塗料塗料事業部・工業用塗料事業部に加え、東京・名告足・大阪の3地区に4つの地区営支部を設置する。
▽IU東京営業第1部は電着塗料を扱う
▽IU東京営業第2部は粉体塗料・工業用塗料を扱う。
▽IU名古屋営業部は田野区塗料・粉体塗料・工業用塗料を扱う。
▽IU大阪営業部は電着塗料・粉体塗料・工業用塗料を扱う。

(7月1日)経営企画室部長兼内部監査部長(三菱化学インド)波多野健
(6月29日)【代表取締役会長】堀辺治信【代表取締役社長】宮脇一郎【代表取締役常務】IU事業本部長生産本部長・研究開発本部長、久保晟【代表取締役常務】汎用塗料事業本部長、青野實【取締役】支配人・汎用塗料事業本部東日本営業部長、川本晃▽支配人・経営企画・経理担当、池部剛▽IU事業本部粉体塗料事業部長・IU東京営業第2部長、友久文雄▽総務人事室人事部長・総務・購買担当、岡健▽松尾俊郎【監査役】伊藤雄ニ▽和泉亮一▽水野雅之▽三宅威宣。
 なお、橋本純夫氏は取締役退任後、シントーファミリー社長に就任した。

■大日本塗料

(6月13日)執行役員一般塗料部門副部門長兼一般塗料販売事業部長兼販社取締役社長委嘱兼販社業務本部長委嘱、島護▽販社取締役常務執行役員兼営業本部長兼東日本販売部長兼DNT東日本販売部長委嘱、正岡久志
(7月1日)東京営業本部建築塗料事業部長兼販社建築塗料部長委嘱、妹尾譲▽販社取締役常務執行役員
兼営業本部長兼東日本販売部長兼東日本販売部技術サービスGL兼DNT東日本販売部長委嘱、正岡久志▽販社執行役員営業本部副本部長、圓井靖夫▽販社東日本販売部東京営業所長兼東日本販売部東京営業所第一チームT/L兼東日本販売部東京営業所第二チームT/L兼DNT東日本販売部東京営業所長委嘱、中山卓巳▽販社建築塗料部大阪GL、仲本良嗣▽販社東日本販売部東京営業所第一チーム、宮本和夫▽販社東日本販売部神奈川営業所第二チーム、安藤達哉▽販社西日本販売部名古屋営業所、前田秀輝▽技術管理室T/L兼技術管理室専任課長兼原料評価室専任課長、長田純一▽大阪DNTサービス出向、小野善久

■日本ペイント

(6月29日)【取締役担当】代表取締役副社長・執行役員・購買本部・法務部・総務部・人事部・情報システム部・広報室管掌、千々岩清彦▽取締役・常務執行役員・汎用塗料事業本部・販売部・お客さまセンター管掌、日本ペイント販売社長、岩田清▽取締役・常務執行役員・自動車塗料事業本部長、オートリフィニツシュ事業部・デザインセンター管掌、木村長志▽取締役・執行役員・サーフ事業部・生産本部・環境品質本部管掌、日本ファインコーティングス社長、酒井健二▽取締役・執行役員・戦略企画部長、ファインプロダクツ事業部・R&D本部・国際部管掌、木本浩一▽取締役・執行役員・経営管理部長、日本ペイント販売取締役、 馬場良一▽新任取締役・執行役員・工業用塗料事業本部長、日本ペイント販売取締役、安藤善夫▽新任取締役・日本ビー・ケミカル社長、 末永博義。