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◆2010年8月18日発行 1901号◆
※記事の全文は「2010年8月18日発行 日本塗装時報 1901号」をご覧ください。(購読の申し込みは→こちら
【1面】日塗装 耐火塗料塗装施工技術協会 東京で第1回講習会を開催

講習会会場
 日本塗装工業会は、塗料メーカー3社の協力を得て6月に「耐火塗料塗装施工技術協会」(伊賀上竜也委員長)を設立、耐火塗料の塗装工事を会員企業が直接受注する態勢を整えた。  その資格として1社2人以上の技術者が「耐火塗料塗装施工技術協会講習会」を受講することが必須で、第1回目の講習会が8月5、6の2日間、関西ペイント東京事業所で開かれた。講習会では耐火塗料の基礎知識から積算管理、施工管理などの座学研修ほか、エアレス塗装の実習を行った。今後、毎週1回程度、年内に約20回の講習会を開催する予定だが、受講希望者が900人に達していることから、会場や定員の変更についても検討している。
(→続きは本紙1901号に掲載)


【1面】大日塗 ベトナムに販社設立
 大日本塗料(岩淺壽二郎社長)は、今年3月にベトナム国営企業のリラマスリー(LILAMA3)社と合弁で、塗料販売会社「LILAMA3―DNT」を設立する契約を結び、7月14日現地ハノイ市内のホテルで開所式を行った。  資本金は60万ドルで、リラマ社が51%、大日本塗料が49%出資する。ハノイ近郊のクアンミン工業団地内に設立され、リラマグループや日系企業などへ塗料を販売する。
(→続きは本紙1901号に掲載)


【2面】日塗装 経営後継者研修 ビジネスゲームで実務学ぶ

経営シミュレーションに取り組む参加者
 日本塗装工業会経営委員会(竹延信委員長)は7月17から19日までの3日間、東京・晴海グランドホテルで、第24回経営後継者研修を開催した。全国から集まった経営後継者・幹部社員・現場責任者ら20人が仮想の会社を設立して、ビジネスゲームによる演習を実施。参加者は社長・営業・工務・総務などの役、指導員は官公庁、ゼネコン、マンション管理組合など発注者・施主の役を演じてやりとりを行い、経営に必要なノウハウを実践的に学んだ。
(→続きは本紙1901号に掲載)


【2面】6月の建築着工2・3%増加
 国土交通省が7月30日発表した建築着工統計調査によると、全建築物の着工床面積は、1048万平米で、前年同月比2・3%増え、4か月連続の増加となった。  うち公共の建築主は73万平米で同22%減、民間は975万平米で同2・6%増えた。民間のうち居住用は651万平米で同5・5%増、非居住用は323万平米で同2・7%減少した。
(→続きは本紙1901号に掲載)


【2面】住宅着工は微増 分譲住宅が堅調
 6月の新設住宅着工戸数は6万8688戸で、前年同月比0・6%増加した。新設住宅着工床面積は627万平米で前年同月比5・5%増えた。  持家は2万7656戸(前年同月比4・4%増)、貸家は2万4871戸(同10・9%減)、分譲住宅は1万5705戸(同24・6%増)。  分譲住宅のうちマンションは5959戸(同29・8%増)、一戸建住宅は9666戸(同22・0%増)。
(→続きは本紙1901号に掲載)


【3面】建設投資見通し 2011年度は1.9%増に 民間住宅は昨年度に底入れ
 建設経済研究所がこのほどまとめた建設経済モデルによる建設投資見通しによると、2010年度の建設投資は、対前年度比6・8%減の39兆3200億円と予測している。民間投資は回復の傾向にあるが、国の公共事業関係費が本年度予算で18・3%減と大幅に減少するため、昭和52年度以来の40兆円割れは避けられない情勢。2011年度は民間住宅投資の回復などにより、1・9%増の40兆500億円を見込んでいる。
(→続きは本紙1901号に掲載)


【3面】6月の塗料出荷 やや上向きに
 日本塗料工業会がまとめた6月の経産省統計速報によると、塗料出荷は溶剤系合成樹脂塗料で前月比12・6%増、水系合成樹脂塗料で同7・8%増となり、前年同月比でもそれぞれ4・1%、9・5%増加した。ただ、前々年同月比では、それぞれ15・6%減、14%減と低調で、リーマンショック以前の水準とは大きな隔たりがある。
(→続きは本紙1901号に掲載)


【4面】エスケーさび止め兼用の金属部用塗料「ワンツーマイルド」

各種金属面の塗り替えに適している
 エスケー化研は、さび止め兼用NAD型特殊樹脂金属部用塗料「ワンツーマイルド」を発売した。  浸透固着性・防食性に優れたターペン可溶変性ポリマーに高耐久型のNADポリマーを複合した特殊変性樹脂を採用し、高耐久性と優れた防食性を実現した。  特長は▽高耐久・防食性・付着性に優れる▽工期短縮が可能▽安全性が高い。用途は一般建築内外部の金属部位の塗り替え(海浜部など、厳しい腐食環境下にある金属部は除く)。
(→続きは本紙1901号に掲載)


【4面】サイペイントの遮熱塗料 アブダビで公式採用
 サイペイントジャパン(東京、田端伸行社長)の高日射反射率塗料「PLANET SUPRA」( プラネット・スープラ) が、このほどアラブ首長国連邦アブダビ首長国政府で開発中のマスダール・シティに公式採用された。  同製品の特長は▽反射率と遮熱効果に優れる▽水性アクリルシリコン塗料で環境に配慮▽一液タイプで塗装作業性に優れる▽カーボンオフセット製品で、10缶につき1トン分のカーボンオフセットを行い、証明書を発行―など。
(→続きは本紙1901号に掲載)


【4面】エスケー化研 水戸営業所が移転

新しい水戸営業所の外観
 エスケー化研の水戸営業所が6月28日に移転した。  新営業所は、水戸市の中心部に位置し、敷地面積1500u、製品倉庫200u、事務所スペース300uと大幅に拡充した。特に事務所を広げたスペースの大半を来客スペースにしており、製品倉庫も新たに設けるなど、顧客サービスを一層強化した。  【所在地】茨城県水戸市見和2丁目861▽電話:029・251・6515▽FAX029・251・6517▽所長・山本周宏。
(→続きは本紙1901号に掲載)


【4面】大塚刷毛 大阪支店が移転
 大塚刷毛製造(脇伸一郎社長)は、業務拡大に伴い大阪支店を移転、7月20日から業務を開始した。 【所在地】大阪市此花区酉島3―8―17▽電話06・6462・8011代表▽FAX06・6462・8014▽最寄駅・阪神なんば線伝法駅から徒歩12分、大阪市バス伝法駅または西九条駅から北港ヨットハーバー行・酉島車庫行、酉島車庫前下車。
(→続きは本紙1901号に掲載)


【5面】大塚刷毛「マルテー祭in幕張メッセ」9月11、12日に開催

前回のマルテー祭会場
 大塚刷毛製造(脇伸一郎社長)は9月11、12の2日間、幕張メッセ9〜 11ホールで、業界最大規模の刷毛・ローラー・塗装機器の総合展示会「マルテー祭in幕張メッセ」を開く。今回は「リベンジ2010〜不景気をぶっ飛ばせ!現状打破のヒントがここに〜」をテーマに3年ぶりの開催。200社を超える関連メーカーとともに最新の機器・技術を展示するほか、特売コーナーや家族で楽しめるイベントコーナーなど盛りだくさんの企画を用意している。
(→続きは本紙1901号に掲載)


【6面】今宮戎駅周辺の落書きを消去 大塗装が技術指導

落書きされた壁面をローラーできれいに塗装
 大阪市では一昨年度から市内の落書き消去に取り組んでいるが、本年度は「第27回なにわ人権啓発アクションウィーク」に合わせて7月18日、南海電鉄・今宮戎駅北側の高架壁面の落書きを消去した。  当日は敷津町会連合会、日東町会連合会などのボランティア約50人が参加。大阪府塗装工業協同組合から田伏健一理事長ら7人が技術指導で協力した。
(→続きは本紙1901号に掲載)


【6面】大塗装 少年非行防止 キャンペーンに協力

少年非行防止キャンペーン
 大阪府警察本部生活安全部少年課は7月20日夕、JR大阪駅と京橋駅、難波駅の周辺で、「歓楽街一斉少年非行防止街頭キャンペーン」を実施した。  夏休み期間中における青少年の非行防止を目的に、関係機関と連携して行ったもの。当日、JR大阪駅前では、大阪府塗装工業協同組合の役員や大阪青少年環境問題協議会のメンバーら約50人が参加。非行防止啓発うちわやポケットティッシュを通行人に配り、健全な青少年の育成を訴えた。
(→続きは本紙1901号に掲載)


【6面】低VOC型の船底防汚塗料 中国塗料が開発
 中国塗料は、外航船用の燃費低減、低VOC型船底防汚塗料「SEAFLO NEO」を開発した。  海上技術安全研究所、日本中小型造船工業会と共同開発した新しい加水分解ポリマーを用い、塗装直後から摩擦抵抗の少ない平滑塗膜を形成する。加水分解型船底塗料ではトップレベルの低VOCを達成し、塗料使用量は従来比で3割以上、VOC量は4割以上低減する。
(→続きは本紙1901号に掲載)


【6面】日本ペイント『CSR報告書』
 日本ペイントは2009年度のCSR(企業の社会的責任)に関する活動をまとめた『CSR報告書2010』を発刊した。  内容は▽酒井健二社長と奥林康司摂南大学副学長のCSR対談▽特集1「低燃費型船底塗料」▽特集2「大阪物流センター」が完成▽特集3「地域に密着した社会貢献活動」▽マネジメント「日本ペイントグループのCSRの取り組み」▽環境報告「環境方針と環境マネジメントシステム」「環境会計」「環境目標に向けて」▽社会性報告―など。
(→続きは本紙1901号に掲載)


【6面】『東塗協いろ暦』54号
 東京都塗装工業協同組合(会津健理事長)と日本塗装工業会東京支部(加藤憲利支部長)が発行。▽日塗装東京支部55周年記念事業▽稲田寛顧問弁護士の記念講演▽日塗装東京支部通常総会▽東塗協通常総会▽東京都と警視庁の落書き消去事業▽落書き消去シンポジウム▽合同新年懇談会▽塗装診断士資格取得講習会▽事業の承継セミナー▽東京都塗装高等技術専門校修了式・入校式▽組合員会社訪問・中村塗装店▽東塗協支部訪問・多摩東支部▽昭和会分科会発表など。
(→続きは本紙1901号に掲載)


【7面】建築塗装技能検定 各地で実技試験を実施

建築塗装技能検定
 本年度の建築塗装技能検定実技試験が各地で行われている。  大阪では8月6日、花博記念公園「水の館ホール」で実施され、1級、2級合わせて135人が受験、▽つや有合成樹脂エマルションペイント・合成樹脂エマルションペイント塗装▽複層塗材塗装(吹付)▽スプレーパターン作成―の各課題に取り組んだ。  学科試験は8月22日、全国一斉に行われる。  合格者は10月1日に発表される。
(→続きは本紙1901号に掲載)


【7面】中国塗料 エポキシ塗料を値上げ
 中国塗料は8月1日出荷分から、エポキシ樹脂塗料製品を10%値上げした。価格改定の理由は、昨年来上昇しているナフサ価格に連動して塗料用原材料価格が値上がりしており、また国内家電・基盤向けの需要が回復し、供給がタイトになっているため。
(→続きは本紙1901号に掲載)


【8面】大阪塗料ビル「色の見え方・見方」12月 まで展示会を開催

グッド・ペインティング・カラー受賞作品の展示
 大阪塗料ビルでは、8月から12月末まで、「色の見え方・見方」をテーマに色彩関連の展示を行う。  8〜9月は、「グッド・ペインティング・カラー」の過去の受賞作品ほか、色彩の説明や、カラーユニバーサルデザインの紹介、光源の違いによる色の見え方の違いを体験できるコーナーなどを展示する。  また、10〜 11月は「いいいろ塗装の日」の関連展示、12月は落書き対策の展示会を予定している。
(→続きは本紙1901号に掲載)


【8面】GPC説明会 9月9日に東西で
 日本塗料工業会は9月9日午前10時から、東京塗料会館と大阪塗料ビルで、第13回グッド・ペインティング・カラーの応募説明会を開催する。両会場をテレビ会議システムで結び、同時に実施する。定員は東京が50人、大阪が40人で、定員になり次第締め切る。
(→続きは本紙1901号に掲載)


【8面】カラーセミナーに色彩実験講座
 日本塗料工業会、日本塗料商業組合、日本塗装工業会の3団体が主催する「平成22年度カラーコーディネーター検定試験サポートセミナー」に、新たに「色彩実験セミナー」が追加された。  同講座は、実践経験のない受験者に、調色やカラーシュミレーションを実際に体験してもらう目的で設けられたもので、コンピューター・カラー・マッチング(CCM)システムなどを用いた調色技法や、景観色彩のあり方を含めた色彩計画などを行う。  問い合わせ先などの詳細は、日本塗料工業会ホームページ(http://www.toryo.or.jp/jp/event/seminar/color-c.html)
(→続きは本紙1901号に掲載)



≪今月のだめひろい≫
  • 住宅・設投に復調の兆し それでも狙い目は改修
  • (内容の概略は→こちらでご覧いただけます。)

    ≪新製品情報≫
    ■エスケー さび止め兼用の金属部用塗料「ワンツーマイルド」
     エスケー化研は、さび止め兼用NAD型特殊樹脂金属部用塗料「ワンツーマイルド」を発売した。  浸透固着性・防食性に優れたターペン可溶変性ポリマーに高耐久型のNADポリマーを複合した特殊変性樹脂を採用し、高耐久性と優れた防食性を実現した。  特長は▽高耐久・防食性・付着性に優れる▽工期短縮が可能▽安全性が高い。用途は一般建築内外部の金属部位の塗り替え(海浜部など、厳しい腐食環境下にある金属部は除く)。

    ■大日塗 鉛・クロムフリーの屋根用塗料「アクローゼスレートM」
     大日本塗料は、鉛・クロムフリーの屋根用塗料「アクローゼスレートM」を発売した。  特長は▽耐候性能に優れ、長期間の使用で変色、艶の低下を発生させない▽塗膜は耐アルカリ性に優れ、セメント基材などへの塗装に適している▽速乾型のため常温(20℃)30分程度で乾燥する―など。  用途はスレート瓦、セメント瓦、厚型スレートなど一般無機建材ボードの塗装。

    ■防水性を大幅に向上「弾性ベルアート」
      エスケー化研は、防水性を飛躍的に高めた土塗壁調多意匠弾性装飾仕上塗材「弾性ベルアート」を発売した。  従来の微弾性タイプの「ベルアートシリーズ」に比べ優れた弾性機能を持ち、経時的なひび割れを抑制するために防水性を大幅に向上させた。また、意匠性材料でありながら、防かび・防藻性能を持つため、長期にわたり美しい壁面を維持する。

    ■コンクリート床の改修に「SKバリヤーコート」
     エスケー化研は、浸透硬化型コンクリート表面強化材「SKバリヤーコート」を発売した。  特長は▽耐摩耗性▽粉塵抑制▽リフォーム性▽安全性など。用途は▽コンクリート床の向上、倉庫、物流施設、駐車場など▽セメント系硬質床材(カラコン、フェロコン)の改修▽OAフロア(2重床下地)の防塵。  荷姿はSKバリヤーコート18kg/石油缶。標準塗坪は72〜120u/缶。平米当たりの設計価格は600円。

    ■エボニックデグサ 新しい塗料用添加剤を発売 クレーター・泡を防止
     エボニックデグサジャパン(本社東京、ウルリッヒ・ジーラー社長)のコーティングアディティブス&スペシャリティレジンズ部は、水系及び溶剤系塗料用クレーター防止と消泡を両立した高機能の新製品「TEGOR Twin4100」を発売した。  特許技術を用いたポリシロキサン骨格を持つジェミニ構造の添加剤で、シリーズの第一弾であるTwin4000は優れた消泡性を兼ね備えた基材湿潤剤として高い評価を得ている。今回新たに投入した第二弾となるTwin4100は、表面張力を効果的に制御することでクレーターの防止及び抑泡性・消泡性を両立した。クレーター防止性は水系塗料に留まらず溶剤系塗料でも、油などの汚染物質が残っている表面に対して緊密な塗膜を形成する。

    (→詳細は本紙1901号に掲載)

    ≪中国 塗料・塗装情報≫
    ■1〜5月の塗料生産25%増の391万トン
    ■重慶市の建築塗料生産1〜5月は47%増
    ■固克塗料集団 四川省に工場建設へ
    ■中遠関西のふっ素塗料 武漢長江大橋に採用


    ■デュポン華佳化工ら 粉体塗料工場を建設
    ■阿帝蘭実業発展公司 虫除け塗料の販売を拡大
    ■広東珠江塗料が設立
    ■水性塗料の研究所 河北省に発足
    (→詳細は本紙1901号に掲載)


    ※記事の全文は「2010年8月18日発行 日本塗装時報 1901号」をご覧ください。(購読のお申し込みは→こちら