※記事の全文は「2011年9月18日発行 日本塗装時報 1916 号」をご覧ください。（購読の申し込みは→こちら） 　国土交通省はこのほど『発注者・受注者間における建設業法令遵守ガイドライン』をまとめ、８月29日付で国や民間の発注者に通知した。受注者と発注者が適正な取引を実現するため、▽見積条件の提示▽書面による契約の締結▽不当に低い発注金額▽指値発注▽不当な使用機材などの購入強制▽やり直し工事▽支払い▽独占禁止法との関係▽社会保険・労働保険（法定福利費）―などの項目ごとに、業法上違反となる行為事例やそのおそれがある事例を具体的に示した。元請け・下請け間を対象にした平成19年の『法令遵守ガイドライン』と併せて周知徹底を図る。特に民間工事では、受注者に過度な義務や負担を課すなど、片務的な契約が結ばれるケースがあるが、これらも業法19 条の３（不当に低い請負代金）に抵触する行為とした。ガイドラインの各項目と行為事例は次の通り。


　国土交通省は９月７日、平成23年度優秀施工者国土交通大臣顕彰受賞者（建設マスター）を発表した。本年度は４０１人が選ばれ、塗装関係では次の22人が受賞した。顕彰式は９月15日、東京・メルパルクホールで行われた。

（氏名・年齢・勤務先）
【北海道】太田孝之（52）虻田郡豊浦町・ワタナベ▽塚井啓一（62） 札幌市・札幌ペック▽三谷強（56）滝川市・極東建設
【秋田県】佐々木新喜（57）秋田市・加賀昭塗装 【山形県】熊坂重利（54）山形市・瀧山塗装店
【埼玉県】稲田育夫（47）群馬県太田市・椎名塗装店▽岡野守（53）北足立郡伊奈町・小見塗装店
【東京都】亀岡美之（52）杉並区・昌英塗装工業▽田中禎（54）小平市・相信▽福岡芸利（42）東京都同
【新潟県】水野敏男（57）上越市・平林塗装
【山梨県】表利彦（58）甲府市・高野塗装店
【長野県】美谷島一徳（39）長野市・五明▽藤澤忠雄（65）松本市・安保塗装
【愛知県】駒澤武司（42）名古屋市・乃一塗装工業
【滋賀県】山内久志（40）京都市・イーペック
【大阪府】江崎数人（59）大阪市・竹林塗装工業▽永野智稔（55）大阪市・竹延▽和田成司（51）大阪市・三木塗装店
【岡山県】桂順一（61）岡山市・富士テック▽住田孝一（59）岡山市・大陽塗装工業
【福岡県】日高秀（60）福岡市・みかど産業

　エスケー化研の熊本営業所がこのほど移転した。
　新営業所は、製品倉庫および来客スペースを広げ、新需要開発を促進すると共にサービスの強化を図り、熊本地区での拡販を目指す。
　▽所在地・熊本県熊本市高平３丁目41番8号（国道３号線沿い）▽電話０９６・３４４・５６５０（代表）▽ＦＡＸ０９６・３４４・５６５１▽西山博克所長。


　千葉県では最大規模の環境活動見本市「エコメッセ２０１１inちば」（同実行委員会主催）が９月４日幕張メッセで開かれ、ＮＰＯ法人塗装工事研究会（佐倉市、森雅弘会長）が出展した。
　同会では２００４年から参加しており、今年で８回目。今回は遮熱・断熱塗料にテーマを絞り、様々な塗料メーカーの製品を展示。赤外線ランプを使い、実際に見て触れて効果を確認できるコーナーを設けた。


　国土交通省が先月発表した建築着工統計調査によると、７月の住宅着工は８万３３９８戸で前年同月比21・２％増えた。マンションは９７８５戸で同79・６％増加した。

大手50社の７月受注　前年同月比５・７％増

　国土交通省が先月発表した建設工事受注動態統計調査（大手50社調査）によると、７月の受注総額は６９３３億円で、前年同月比５・７％増加した。民間工事は、情報通信業、不動産業等が減少したが、サービス業、製造業等が増加したため、同12・０％増加した。


　日本塗装工業会は９月１、２の２日間、日本ペイント大阪事業所で耐火塗料塗装施工技術研修会を開催、資格認定試験に合格した次の39人を耐火塗料塗装施工技術者として認定した。 　▽ 月舘秀樹（月舘塗装）▽月舘健一（同）▽松山亮一（三優社工業）▽堀伸顕（同）▽渡辺幸次（同）▽藤原啓司（日研）▽菊井孝司（同）▽安田満（同）▽村上直樹（ムラカミ）▽村上元気（同）▽村上正輝（同）▽小塚永人（犬井）▽宮城祐一（木村塗装店）▽田中宏明（同）▽藤井敦史（石渡康三郎塗装店）▽辻井忠司（同）▽中川隆（ハンシンＳＵＮ）▽中見栄次（同）▽太田伸博（三和塗装）▽濱野修（同）▽寺戸輝久（寺戸工業）▽高畑平志郎（井上塗装）▽西原寛憲（同）▽沖田邦広（西日本塗装工業）▽香西亮介（同）▽中村登（ナテック）▽井上太一（同）▽梶原茂（梶原塗装）▽中田政弘（同）▽宮里勇二（新輝塗装店）▽三ツ橋一真（三建塗装工業）▽河本健太（同）▽白�ｱ銀次郎（宇部塗装工業）▽石川清隆（同）▽大内晋一（大生塗装工業）▽村田大（竹林塗装工業）▽太田光幸（同）▽小寺貞三（三木塗装店）▽柳嘉昭（同）


　鳥取と関西の異業種交流会、鳥取研究会（会長・西澤明フジペック社長）は９月１日、大阪駅前第３ビルの鳥取県関西本部で平成23年度セミナーを開催した。

　セミナーでは、南三郎鳥取大学農学部獣医外科学教授（キトサン学会会長）が講師となり、「美と健康に貢献する鳥取発マリンナノファイバー」と題して講演した。


　大阪府塗装工業協同組合（田伏健一理事長）は８月18日、19の２日間、マイドームおおさか会議室で、平成23 年度建築塗装技能検定に向けた学科対策講習会を開催＝１、２級合わせて１０７人が参加した。
　学科試験は８月21日、全国一斉に行われた。合格発表は９月30日。

発注者にもコンプライアンス義務「ガイドライン」で初めて示す

製販装普及委員会　塗料・塗装需要実績講習会

ＲＭＫ・ＫＳＫ合同会議で講演会

■エスケー　幅広い下地に適用可能「一液マイルドシーラーＥＳ」
　エスケー化研は、ターペン系特殊変性エポキシシーラー「一液マイルドシーラーＥＳ」を発売した。
　二液シーラー並みの浸透性、固着性、シール性弱溶剤系を持ち、特殊変性エポキシ樹脂を結合剤に用いるため、強溶剤と比べて臭気が低く、既存塗膜への影響が少ない。各種上塗材に対しても優れた密着性を示し、多目的の用途に使用でき、塗り替えに使用すれば、作業効率の改善につながる。

■浸透性吸水防止材「レジソークType１」発売
　大日本塗料は、コンクリートを劣化させる因子の浸透を防ぐ浸透性吸水防止材「レジソークType１」を発売した。
　同工法は、表面含浸材をコンクリート表面から内部に含浸させ、内部に防水層を形成する工法。「レジソークType１」は表面含浸材の含浸性に加え、コンクリート表層部に撥水、遮水、防水、中性化防止などの機能を付与する。

■大日本塗料　カラートタンの塗り替えに「ウレタンルーベンつや消し」
　大日本塗料は、ウレタンルーベン樹脂系トタンペイント「ルーベン」シリーズのつや消しタイプとして「ウレタンルーベンつや消し」を追加した。
　近年、低光沢の屋根素材の増加に伴い、塗替えでは、つやを抑えた落ち着いた仕上がりのニーズが増加している。

■溶融亜鉛めっき専用　トウペ「トアガイアプライマーＣＰ」
　トウペは、環境配慮型水性２液エポキシ樹脂塗料下塗り（溶融亜鉛めっき専用プライマー「トアガイアプライマーＣＰ」を発売した。
　同社では、従来の溶剤系溶融亜鉛めっき専用プライマー「エピライト＃１０００ＣＰ」で培った溶融亜鉛めっきに対する付着技術と水系防食の技術を融合することで、溶融亜鉛めっきへの優れた付着性をもつとともに塗料中のＶＯＣ量を抑えた環境配慮型水系プライマーとして開発したもの。
■「保障性住宅」建設　持続的に拡大へ
■生一化工公司　近く塗料工場建設に着工
■アクゾノーベル社　成都で建築塗料生産へ
■英ＤＩＳＭＹ社　風力発電塗料市場へ進出
■中航百慕新材料技術公司　天津で塗料工場の建設へ
■七維防腐工程材料公司　環境に優しい工場を建設
■包鋼鋼聯と鉄道研究院　軌道防錆塗料を共同開発


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