◆ 日本塗装時報 2001年8月18日発行 1774号掲載記事◆ |
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■<関西ペイント>建築塗装業者を支援 関西ペイントは8月9日記者会見を行い、環境にやさしい建築用塗料をシリーズ化して9月から一世に発売すると発表した。発売に合わせて、消費者に対して環境浄化作用をアピールし、このシリーズを取り扱う塗装業者の営業活動の支援に乗りだす。塗装業者向けに「エコペインター宣言」と銘打った大規模なセミナーを東京・大阪・名古屋で開催する。(詳細は8月18日発行・記事へ) |
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■「建築塗装の現状と将来」高橋孝治・日塗装専務理事が講演 日本塗料協会は7月24日大阪、26日東京で講演会を開催した。講師は、高橋孝治・日本塗装工業会専務理事と大平和彦・日本塗料工業会専務理事。高橋専務理事は「建築塗装の現状と将来」のテーマで、市場の現況と関係業界の動向、日塗装としての対応などを分かりやすく説明した。 |
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■「塗料需要動向と課題への取り組み」 大平和彦・日塗工専務理事が講演 (全文はこちらへ) |
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■<川上塗料>中間決算大幅な減益に 川上塗料が7月26日発表した平成13年11月期中間決算の連結売上高は、新製品の開発、特長商品および得意分野を中心とした売上の拡大と全社的なコストの削減など、経営の効率に努め36億8千9百万円。損益面においては、人件費・経費の圧縮に取り組んだものの、主要原材料の高止まりの影響もあり1億2千3百万円の損失となった。当期利益は1億6千4百万円の損失を計上している。需要分野別では、二輪車・工作機械向け塗料と塗装工事および機械設備の売上は増加したものの、建物・建築資材、IT関連機器、農業機械、建築・運搬機械、プレコートメタル向け塗料などの売上が減少した。 下期は、新製品・新需要の開拓に取り組み、得意分野での売上の拡大、全社的はコストの引き下げや、技術力の強化を経営の最重要課題と位置付け、業績の早期回復を目指す。 【平成13年度11月期連結中間決算】(単位百万円) ▽売上高 3、689 ▽営業利益 ▲99 ▽経常利益 ▲123 ▽利益 ▲164 【連期の連結予想】(単位同、カッコ内は前年度) ▽売上高 7、600 (7、754) ▽経常利益 ▲60 (13) ▽利益 ▲110 (6) ▽一株益(円 ▲11・00 (0・63) 【平成13年度11月期単独中間決算】(単位同、カッコ内は前年度) ▽売上高 3、660 (3、698) ▽営業利益 ▲99 (▲17) ▽経常利益 ▲123 (▲47) ▽利益 ▲163 (8) ▽一株益(円) ▲16・40 (0・16) ▽一株配(円) 0 (0) 【連期の単独予想】(単位同、カッコ内は前年度) ▽売上高 7、500 (7、665) ▽経常利益 ▲70 (6) ▽利益 ▲120 (1) ▽一株益(円) ▲12・00 (0・16) ▽一株配(円) 0 (0) |
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■<大阪府塗装工業協同組合>建築塗装技能検定 実技事前講習会開く 大阪府塗装工業協同組合(石渡敏一理事長)は8月1日午後、大阪・東淀川高等職業技術専門校で、13年度建築塗装作業技能検定に向けた実技事前講習会を開いた。 参加申込者は1級115人、2級37人の合計152人。当日は石渡理事長あいさつのあと、講師、実技課題を説明。合成樹脂調合ペイント及びエマルションペイントを中村勝義氏、スプレーパターン仕上げを五十嵐建二氏がそれぞれ説明した。なお、実技試験は翌2日、同所で行われた。 |
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■<日本塗料工業会> 「日本の塗料工業2001」 アニュアルレポート発刊 日本塗料工業会は、塗料業界の概要を伝えるアニュアルレポート「日本の塗料工業2001」を発刊した。 同会のアニュアルレポートは昭和54年に初版が発刊されたもので、塗料工業の実態を一般消費者に伝えるために、データを見やすく、読みやすくするなどの工夫がなされている。今回は、塗料の歴史に加え、環境問題への取り組みについてもまとめている。主な内容は次の通り。 塗料工業の歴史▽塗料の生産数量と出荷金額の推移▽塗料の品種別生産数量の推移▽塗料需要の地域分布▽塗料の需要分野と需要構成▽主要国の塗料生産数量▽塗料の輸出入▽塗料のできるまで▽塗料の役割と効用▽環境と塗料▽生活の中の塗料と色彩▽景観と色彩▽いろいろな塗装方法▽塗料の原材料▽日本塗料工業会の会員。 |