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◆日本塗装時報 2009年8月18日発行 1887号◆
■5月塗料生産 前年同期比0・4%増に
 今年1〜5月の中国の塗料生産量は294万6000トンで、前年同期比9・5%減となった。そのうち、5月の塗料生産量は76万トンで、同0・4%増加した。
 1〜5月の建築塗料の生産量は、84万1000トンで、同3・1%増。そのうち、5月の建築塗料の生産量は21万7000トンで、同0・3%増えた。

■豪ソーラコート社 遮熱塗料で中国に進出
 オーストラリアの塗料メーカーsolacoat 社は、太陽熱反射塗料製品で中国市場へ本格的に進出することになると発表した。
 同社の太陽熱反射塗料製品は主に建築外部の壁や屋根の塗装に使われ、室内の温度上昇を抑 える効果がある。

■米シャーウィン社 エコ塗料製品で中国進出
 米国Sherwin-Williams社は、同社のゼロVOCエコ塗料製品で中国市場へ本格的に進出することになると発表した。
 同社はすでに江蘇省・南京市に最初の塗料体米シャーウィン社エコ塗料製品で中国進出験センターを開設している。同センターは消費者に家庭内装塗料ソリューションを提供することに なる。

■ヘンペル社 広州に塗料工場を新設
 デンマークのHEMPEL集団は、100%出資で広東省・広州市経済技術開発区永和区内に「HEMPEL(広州)塗料公司」を設立すると発表した。
 HEMPEL( 広州)塗料は、2500万人民元を投資し、船舶用・コンテナ用塗料生産工場を立ち上げる予定である。同工場は2010年第3四半期(7〜9月)に完成予定で、年間3万9000トンの船舶用・コンテナヘンペル社広州に塗料工場を新設用塗料を生産できる。

■中華製漆とバイエル社 ブランド連合協議に調印
 中華製漆(深セン)公司とバイエル材料科学技術社(Bayer MaterialScience)は、このほど ブランド連合協議に調印した。
 同協議によると、中華製漆(深セン)は同社生産の木工塗料製品にバイエル社の固化剤を使うとともに、同製品の包装にバイエル社のWoodcover商標を使うことになる。

■海鴎塗料製造 船舶塗料工場を建設
海鴎塗料製造(営口)公司は、遼寧省・営口市ハイテク区内で船舶防食塗料生産工場の建設に着手することになると発表した。
 同工場プロジェクトへの投資額は2億2000万人民元。船舶防食塗料の年間生産能力は 1万トンで、製品は遼寧船舶工業区で使用される。

■環達漆業集団 粉体塗料ラインを増設
 浙江省の環達漆業集団は、粉体塗料の生産ラインを2系列持ち、年間500トンの生産能力を有している。
 このほど同社では2000万人民元を投資し、新たに6系列の粉体塗料生産ラインを増設すると発表した。新しい粉体塗料生産ラインが稼動すると、同集団の粉体塗料の総生産能力は2000トンに達する見込み。
 同社の粉体塗料製品は主に冷蔵庫、消火器、飲水機などの設備の外部塗装に使われている。

■華潤工程塗料公司 国際色彩基準を採用
 華潤工程塗料公司とスウェーデンのスカンジナビア色彩研究所は、このほど協力協議に調印した。
 協議書によると、華潤工程塗料は同社の製品開発・生産などの段階でスカンジナビア色彩研究所のNCS(自然色システム)国際色彩基準を全面的に採用するとともに、同社の代理業者や協力会社にも同じNCS基準の採用を求める。

(資料提供・中国北京雅歌公司、記事の著作権は日本塗装時報社に帰属します)