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◆日本塗装時報 2010年7月28日発行 1900号◆
■時代の変化に合わせた活動を
社団法人日本塗装工業会 会長 多賀谷 嘉昭
 先般5月20日に群馬県草津町で開催されました(社)日本塗装工業会第51回定時総会におきまして、第18代会長を拝命いたしましたこと、誠に光栄に存じますとともにその責任の重さに身の引き締まる思いがいたします。

 さて平成22年度事業計画ならびに予算が総会で原案通り承認され、新年度事業の推進に本格的に取り組んでいるところであります。本年度は、長期方針を「広く社会に認知される組織としての自覚の下、社会のニーズを的確に捉えた諸施策を推進し、豊かな環境づくりに貢献する」とし、さらに「重点施策」として「1.安心・安全な環境づくりとともに地球環境保全に取組む」「2.企業の社会的責任を明確にし、その責務を果たし、健全な発展をめざす」「3.『技術と経営に優れた専門工事業』をめざし、社会の信頼に応える」「4.希望あふれる業種として、次世代に向け『技能の継承』、『人づくり』を推進する」の4項目を掲げ、時代とともに変化する座標軸に合わせ、諸活動を展開していく所存です。
(→続きは本紙1900号に掲載)

■新しい需要の創造を
日本塗料商業組合 理事長 小寺 宏
 先の第42回通常総代会で理事長の大役を担う事になりましたが、この厳しい経済環境の下に於きまして、その責任の重さを考えますと身の引き締まる思いでございます。微力ながら精一杯努める所存でございますので、関係団体並びに組合員の皆様のご支援をお願い申し上げます。
 さて、景気も回復基調にあると言われてはおりますが、塗料業界を取り巻く環境を見渡しますと、その回復の足取りは重く、まさに塗料業界も大きな変革期を迎えているかと思われます。

 現在のデフレ状態、雇用問題、収入格差など様々なジレンマを抱え、同時に国内経済が縮小している中で、個人消費、設備投資への意欲が減退しており、塗料の需要をどこに見出していくのか、製販装業界を挙げて取り組まなければならない大きな課題となっております。
 業界挙げて需要の喚起を模索するのは当然でありますが、取り巻く環境がこのように厳しい状況の中では、旧態依然とした経営の有り方は、今の世では存続して行くことさえ難しい時代になって来ているのかも知れません。
(→続きは本紙1900号に掲載)

■塗料の価値のPRを
社団法人日本塗料工業会 会長 酒井 健二
 会員の皆様をはじめ、ご関係の皆様には、日頃から日本塗料工業会の活動に対し、格別のご理解とご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。

 ご高承の通り、一昨年後半からの米国発の世界的な経済環境の悪化から、緩やかながらも回復の傾向が窺えたのも束の問、ここに来てユーロ圈の財政・金融問題や、アジア圈の政情不安などもあり、世界経済は新たな先行き懸念を抱えています。

 一方、国内においては、内開府と財務省が6月中旬に発表した4〜6月の法人企業景気予測調査によると、全産業の大企業による景況判断指数は3四半期ぶりにプラスに転じ、先行きの改善傾向を示しているものの、中堅・中小企業は依然マイナスで、業況の回復に格差が出ています。政局変動と合わせて、経済の数値的なものとは別に、施策的には末梢にまで行き着かない状況となっているようです。
(→続きは本紙1900号に掲載)

■住環境の整備に貢献
日本建築仕上材工業会 会長 岩崎 大二郎
 平成22年も半年以上を過ぎましたが、今年も例年のごとく異常気象の問題や、政治経済に係わる問題が継続して発生しています。

 フロンガス、炭酸ガス等による地球温暖化が毎日の話題になり、炭酸ガス削減計画の策定・実施が課題になっている昨今にかかわらず、今年の4月5月は、日照時間の少ない涼しい日が続き、野菜の高値が問題になりました。また、EU件におけるギリシャ問題や宮崎県における口蹄疫病問題など解決しなければならない社会的、経済的課題や消費税の引き上げ等の政治的問題が目白押しになっています。

 さて、私は今年の6月14日の日本建築仕上材工業会(NSK)の総会において会長に選任されました。私は、いわゆる「団塊の世代」に属するものであり、良い意味でも悪い意味でも新しい課題にぶつかり、新しい局面を切り開いてきた世代の一員です。
 NSKにおける位置付けを考えた場合、NSK創設世代の方々は、リシンや吹き付けタイル等の建築仕上材の需要を作り上げ、それらを企業化してきた創業世代とも言えるのではないかと思います。
(→続きは本紙1900号に掲載)

■地域社会への貢献で業界のイメージアップを
東京都塗装工業協同組 理事長 会津 健
 この度、五月の通常総会において東京都塗装工業協同組合の理事長職を拝命致しました。
 当組合は明治二十年に東京ペンキ塗請負業組合として結成されてから百二十年以上経過し、また組合設立からは今年で六十二年を迎えることになりました。初代の中村勝二理事長から数えますと私が十四代目の理事長となります。このように大変長い歴史と伝統の重みを築いていただいたのは塗装業界の多くの先人の長年に渡る努力に他なりません。そうした先人の思いが込められた塗装業界を担いますことは、唯々身の引き締まる思いで一杯です。新役員と一体となり、各関係団体とも連携をしっかり取りな がら組合の運営にあたりたいと考えております。
(→続きは本紙1900号に掲載)

■再任に当たっての思い
大阪府塗装工業協同組合 理事長 田伏 健一
 先の第64回定時総会におきまして、理事長に再任し、3期目の重責を担わせていただくこととなりました。あらためまして、皆様には旧に倍するご支援をお願い申し上げる次第でございます。
 また、理事も6名の新しい方が選任され、改選後の最初の理事会を7月に開催をいたしました。その席で次の3点について、思いを述べさせていただきました。

 一つは、「塗装工事業界を守っていく」ということであります。塗装業界は既に、新築工事に比して改修工事の割合が極めて高くなっております。そのため、リフォーム産業としての様相を呈しており、他産業からの参入が多く見受けられます。改修工事の主となるものは「塗装」であり、私たち塗装業界に身を置いている我々自身がその主役にならなければなりません。長年培った技術と技能、そして塗り替え工事のノウハウは決して、他の業界が一朝一夕に成し遂げることはできませんが、侮ることはできませんので、さらに資質の向上を目指し、業界を守っていくことが肝要と考えております。
(→続きは本紙1900号に掲載)

■時代に応じた変革を
近畿外壁仕上業協同組合 理事長 岩田 紳一
 平素は当組合に対しまして関係各位の皆様ご支援ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。さらに皆様方におかれましては、時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
 さて、光陰矢の如し、と申しますか年月が経つのは本当に早いもので、私自身これといった成果を挙げることなく3期6年が過ぎ、ここまで何とかやってこれたのは関係各位の皆様のご指導、ご支援、ご協力のおかげと本当に感謝する次第であります。

 また先般、定時総会にてその私が今年再度理事長の任を仰せつかり4期目続投となりました。もう1期2年職責を全うすべくがんばりますのでど縮小がこれからも続く中で、今年も業界全体的には競争激化の厳しい状況がつづくものと予想されます。
(→続きは本紙1900号に掲載)